【2025年】4月の引越し料金相場の目安!3月より4月が安くて最安値の日を見つけるコツ

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引っ越し料金は通常期と繁忙期で大きく変わってきます。大手の引っ越し業者の場合で繁忙期と通常期で見積もり金額が2倍近く違ったというようなことも実際にあります。

そんな繁忙期の代表が3月なのですが、引っ越し料金を安くしたいなら3月ではなく4月をオススメします。この記事では3月4月の引っ越し料金相場と、3月より4月の引っ越しがおすすめの理由について説明します。

4月の引越し料金相場

人数50km未満200km未満500km未満500km以上
単身42,49057,72683,552122,616
2人74,378114,889165,902228,143
3人以上99,995133,846206,294273,136
2024年12月15日時点の情報
記載料金は平均値

以下相場を計算したデータに関して詳しくはこちら

4月の引越し混雑予想カレンダー

2025年4月の引越し混雑予報カレンダーになります。

引っ越し料金以外にエアコン取付け取り外しなどのオプション料金がある場合は、上記の平均料金にプラスでオプション料金が加算されます。

引越し料金を安くするなら3月4月は避ける

単身1人

50km未満200km未満500km未満500km以上
距離同都道府県同一地方近隣地方遠距離地方
2月38,647円53,229円75,492円111,486円
3月57,418円74,728円104,127円141,489円
4月42,490円57,726円83,552円122,616円
5月35,560円46,207円67,620円102,034円

夫婦、カップル2人

50km未満200km未満500km未満500km以上
距離同都道府県同一地方近隣地方遠距離地方
2月67,494円89,841円140,946円182,878円
3月98,379円135,984円188,813円286,882円
4月74,378114,889165,902228,143
5月63,632円86,987円116,697円196,303円

家族3人以上

50km未満200km未満500km未満500km以上
距離同都道府県同一地方近隣地方遠距離地方
2月88,419円129,398円195,474円285,676円
3月142,493円224,594円336,651円366,390円
4月99,995133,846206,294273,136
5月89,992円117,822円203,705円267,708円

上記2〜5月の引っ越し料金平均値のグラフからもわかるように、3月4月は2月や5月と比べて、引っ越し平均料金が高くなります。

まず最初に説明しておきたいのは、引っ越し料金を下げる基本は引っ越し料金が一年の中で一番高い3月と4月の繁忙期を避けることだということです。

特に転勤や入学などに関係なく急ぎではなくいつでも引っ越してもいいというような場合には別の月にずらすことを強くおすすめします。

まずやってほしいことは、本当に繁忙期(3月4月)でも必要な引っ越しかどうか、他の月にずらせられないかをまず検討してみることです。

ちなみに引っ越し料金が安い月と言われているのが、6月、11月、1月です。本当に繁忙期(3月4月)でも必要な引っ越しかどうか、他の月にずらせられないかをまず検討してみてください。

3月の引っ越し料金が高くなる理由

日本は4月から新年度が始まりますので、学校も会社も4月から新しい人たちが入ってきます。

編集部
編集部

新入生、新入社員、転勤者。新しく入ってくる人たちは新しい環境に備えて3月中に移動してくることになります。

このため3月は1年で最も引っ越しが多い季節になり、引っ越し業者は人手不足になるほど引っ越しの依頼を受けることになるのです

受け切れない引っ越しに関しては協力会社に依頼することもありますので、その支払いも考えて高い見積もりを出します。それでも利用するしかないため「3月は高くても儲かる」引っ越し業者の年に1度の稼ぎどきなのです。

このタイミングで引っ越しをすると引っ越し料金が高くなることはどうしても避けることが出来ません。

3月4月の繁忙期は閑散期の2割増し

3月4月に引っ越しをしようとすると、全体的に引っ越し料金が高くなっています。相場だけでも閑散期(5月〜2月)の2割から3割ほど割高になると考えましょう。

引っ越しの予約が遅くなってしまうと、引っ越し業者は足元を見てさらに高い引っ越し料金を提示してくることもあります。さらに繁忙期の土日になると、さらに引っ越し料金がアップします。通常期の倍近い金額を提示されるようなこともあります。

ただし、引越し一括見積もりサイトを利用すれば引っ越し料金が最大半額になることもあります。

繁忙期で引っ越し料金を安くする!3月よりも4月がおすすめ

冒頭から説明している通り、3月4月は入学シーズンや就職で一人暮らしをはじめたりととにかく人の動きが多くなる時期なので引っ越し料金がどうしても高くなります。しかしこの時期にどうしても引っ越しを行わなくては行けないこともあるでしょう。

そこでおすすめしたいのは3月の引っ越しを4月にずらすことです。4月も繁忙期ですが、3月と比較すればまだマシな方と言えます。

ここで引っ越しを3月から4月へずらしたほうが良い理由について説明していきます。

1週間ずらすだけで引っ越し料金が半額になる?

4月からの新生活に向けて1月や6月に引っ越しをするのは現実的ではありません。ですので3月の引っ越しは4月または別の月に変更できないか検討してみましょう。

心情的には4月の新生活が始まる前にすべての準備を整えておきたくなりますが、例えば3月の最終土日と4月の最初の土日で引っ越し代が10万円違うとすればどうでしょう。

さらに確実に引っ越し費用を安くしたい場合は、3月から4月後半以降に引っ越しをずらすことです。

編集部
編集部

理由は4月前半は3月に引っ越しきれなかった人が溢れているため業者もまだ割高の料金を続けている可能性が高いためです。

引っ越し料金がどれほど変わるかは引っ越し業者しだいですが、大手引っ越し業者であれば確実に2倍は変わります。

金額が2倍変わるのであれば、3月を避けて4月に引っ越しをすることは十分すぎるメリットではないでしょうか。

また、3月の前月の2月も繁忙期ほど高くは無いので前倒しで引っ越しが可能であれば検討してみてもいいかもしれません。

3月の引っ越しを4月にするためのポイント

とはいえ4月からは新しい学校や新しい職場での生活がスタートしています。どのようにすれば4月に引っ越しをしてスムーズに新生活に移行できるのでしょうか。

まずは引っ越しをする前に以下のことが可能かどうか検討してみましょう。

  • 現住所から新しい大学、転勤先の職場に通う
  • 格安ホテルを利用する
  • 3月末から新居を契約する
  • 3月中に住民票変更の手続きを済ませる

まず、4月からは新生活が始まりますので、現在の自宅から新しい大学や職場に通えないか検討してください。片道2時間程度であれば1週間ぐらいはなんとかなります。

通勤や通学にそれ以上の時間がかかるときは、格安のホテルなどを利用するという手もありますし、新生活の拠点となる新居を3月末から契約しておくというのももひとつの方法です。

書類の提出の都合もありますので、できることなら3月中に賃貸契約を行い、3月中に住民票を動かすなどの事務手続きを行うようにしてください。

編集部
編集部

最低限の小さな荷物だけを持って新居での生活をスタートさせ、最初の休日に本格的な引っ越しを行えば引っ越し料金を下げることは可能です。

まとめると以下のような流れになります。

4月にするためのスケジュール

3月中に住民票変更の手続きを済ませる
3月中に住民票変更の手続き
新居で最低限の荷物で新生活スタート
4月以降の最初の休日(引っ越しが安くなる日)に引っ越しをする

ただ、上記の方法は下手すると旧居と新居の家賃を2重に支払う状況になりかねないので、新居はフリーレントなどの最初の数ヶ月間家賃の掛からない物件を選ぶなど工夫をしてみてください。

3月に引っ越ししたい場合の費用を抑えるポイント

3月を避けて4月に引っ越しをずらす方法をお伝えしましたが、どうしても3月に引っ越しをするしかないような場合もあると思いますので、その際の引っ越し料金を少しでも安くおさえる方法を説明します。

3月前半を狙う

引っ越し業者が忙しい3月の中でも本格的に忙しくなってくるのは3月後半です。理由は春休みに入るためこの間に引っ越しをする人が急激に増えるためです。

値引き

そのため引っ越し業者は黙っていてもお客さんが飛び込んでくるのため3月後半だと値引き交渉がかなりしずらくなってきます。

とにかく3月に引っ越したい場合は、3月上旬あたりを狙うようにしましょう。

そのためには、早めに物件を探さなくては行けません。

物件が決まってなくても先に引っ越し日を抑えておく

しかし物件がまだ見つからない!といった場合もあります。そういう場合は、ある程度の引っ越し先住所を市町村区くらいまで決めておいて、おおよその見積もりを先に出してもらい、日程を抑えておくという方法もあります。

引っ越し料金は荷物量と引っ越し距離、オプションサービス料金で決まります。

物件が決まっていないときは「引っ越し距離」がわからず、見積もりが出せないだろうと諦めてしまいがちですが、引越し一括見積もりサイトなら、転居先の細かい住所が必ず必要というわけではないため、おおよその見積もりで先に引っ越し日を抑えておくことも可能です。

3月の引越しを上手にする

早めの予約と、繁忙期でも平日などの比較的安く作業ができる日を選ぶことが3月の引っ越し料金を引少しでも安く抑えるポイントになります。物件がまだ決まってない場合でも、物件を探す住所を市町村区まで決めて先に引っ越し予約をしてしまうのも一つの方法です。

引っ越し先がまだ決まってない方はこちら記事が参考になります。

単身者は単身パックを狙う

単身パックはもともとBOX内に収まる荷物量であれば宅配のようにほとんど決まった料金で引っ越しをおこなってくれるプランです。

しかし繁忙期の割増料金は少なからず発生します。ですが大体プラス5,000円程度の割増で急激な料金の増加はないと考えられるため、繁忙期の荷物が少ない単身者の長距離引っ越しであれば、断然単身パックがお得です。

単身パック料金サービス口コミリンク
日本通運30,800円~単身パックL口コミ公式
クロネコヤマト23,100円~専用ボックス口コミ公式
サカイ引越センター要確認小口便引越プラン口コミ公式
プロスタッフ16,500円~単身引越しパック口コミ公式
三八五引越センター要確認シングルパック口コミ公式
エイブル引越し要確認単身パックS・L口コミ公式
福山通運要確認青春引越便口コミ公式
荷物量目安
日本通運冷蔵庫・薄型テレビ・電子レンジ・掃除機・衣装ケース・カラーボックス・布団・洗濯機・座いす・テーブル・テレビ台・ダンボールSサイズ2個、Mサイズ4個
クロネコヤマトダンボール×15個・テレビ台・ローテーブル・布団・カラーボックス・衣装ケース×3個・テレビ
サカイ引越センターBOXサイズ:高さ(144cm)幅(105cm)奥行き(75cm)
プロスタッフ冷蔵庫・洗濯機・ローボード・布団・こたつ・テレビ・電子レンジ・ダンボール10個・衣装ケース3個
三八五引越センター冷蔵庫1台・テレビ・1台・電子レンジ・衣装ケース4個・掃除機・ダンボール15個
エイブル引越し冷蔵庫・洗濯機・掃除機・テレビ・ミニソファー・ミニチェスト・布団・ダンボール5個(5個)
福山通運高さ(1.9m)幅(1.1cm)奥行き(1.1m)

引っ越し日は平日の時間指定無しを狙う

また訪問見積もりなどの際に営業の人に安くなる日や時間帯を聞いてみましょう。繁忙期でも平日であれば余裕のある安く作業ができる日もあります。

引越しライター
引越しライター

また時間を指定しないことで、引っ越し業者が余裕ある時間帯に入りますので引っ越し料金が安くなります。

先延ばしにしているとどんどん、予約が取りづらい状況になってしまいます。早めの予約と、繁忙期でも平日などの比較的安く作業ができる日を選ぶことが3月に引っ越しをするしかないときのポイントになります。

引っ越し一括見積もりサイトで最大半額になる

とにかく早く相見積もりをとり、引っ越し料金を少しでも下げたい場合に利用したいのが、引っ越し一括見積もりサイトです。

例えば閑散期の場合、引っ越し見積もり11万円が相見積もり(業者同士を競争)させることによって、4万5000円と約半額になったりするのもザラです。繁忙期でも値段交渉には応じてもらえますので是非活用してください。

引っ越し一括見積もりサイトを利用する最大のメリット

編集部
編集部

引っ越し一括見積もりサイトの最大のメリットは、1回の依頼で複数の引っ越し業者から見積もりをもらえることです。

またネット上の画面で住所と運んでもらいたい荷物を入力することで、特殊な荷物に対応した引っ越し業者や大手だけではなく地域型の引っ越し業者まで比較することができます。

3月4月の引っ越しであれば、引っ越し業者によって数万円の金額差が出てきますので、出てきた見積もりの中から、安い金額を提示してきた業者と連絡を取りましょう。

引っ越し一括見積もりサイトには、引越し侍がオススメです。

引っ越し業者を探したら値引き交渉を必ず行う

安値の見積もりを提示してくれた引っ越し業者にそのまま依頼してもいいのですが、繁忙期は安い金額といってもそれなりに高い金額になっています。

引っ越し料金を下げるには、引っ越し業者を決めてからが勝負になります。まだこの時点では交渉のテーブルについただけだと考えましょう。

引っ越し一括見積りサイトで引っ越し業者間で値引きを競うことになる相見積もりの状態にしたり、訪問見積もりでさらに安く引っ越しできる方法を提示してもらいましょう。

注意

ただし、繁忙期は引っ越し業者のほうが多少優位な立場にありますので、あまり値引き交渉で時間をかけてしまうと、他の人に先に予約をとられてしまうので注意が必要です。

値引き交渉の方法はこちら

コロナ禍で引っ越し難民は減っていますが

この数年はコロナ禍ということもあり、2017~2019年頃に耳にした「引っ越し難民」という言葉はあまり耳にすることがなくなりました。

それでも進学する学生など、どうしても3月に引っ越しをしなくてはいけない人もいて、足元を見られるのもあって通常期よりは割高。

あまりに高額な見積もりを出された場合には、3月の引っ越しを4月にできないか検討してみましょう。どうしても3月に引っ越しをしなくてはいけないなら、早めに動き出すのが原則です。

引っ越しが決まったら物件探しと同時に、引っ越し業者選定も始めましょう。

業者によっては引っ越し先のエリアが決まっているだけでも、概算見積もりと予約に応じてくれます。引っ越し予約だけ先にしておくのもおすすめです。

気をつけたいのは、見積り後に業者を決める場合は料金が安いだけで決めるのではなく、サービス内容や引っ越し業者の顔である営業マンの対応なども考慮して、安心して任せられる引っ越し業者を選ぶようにしてください。

新生活を気持ちよくスタートさせるために、まずは引っ越しを無事に成功させましょう。