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引越しをすることになったとき、まず気になるのはどれくらいの費用がかかるのかですよね。何度か引越しを経験している人なら、おおよその金額はイメージできるかもしれませんが、初めての引越しの場合には、引越し費用がわからず困っている人もいるかと思います。
そういうときに、引越し費用を計算できるアプリがあると便利なのですが、そんな都合のいいアプリはあるのでしょうか。そこでここでは引越し経験の少ない人のために、引越し費用の算出に利用できるアプリやサービスについてご紹介していきます。
引越し費用が半額に?一括見積もりサイト

引越し百科の運営会社である株式会社SMAの代表兼ウェブディレクター。自身の引越し経験5回を元に記事の制作やキーワードコンセプトを決めるなど、サイト全体のプロディース業務を務めている。SEO業界のセミナー講師も務める。

2015年9月からWebメディアを中心に執筆を行っています。引越し経験10回の体験談を基に、ユーザー目線で役立つ情報を提供します。これまで、不動産、金融、旅、スポーツなど多岐にわたるジャンルで記事を執筆してきた経験があり、実践的で分かりやすい内容に自信があります。
引越し費用を計算できるアプリはない
まず結論からお伝えしますが、2025年3月6日現在で引越し費用を計算できるアプリはありません。引越し関係のWebサイトによっては、下記2種類のアプリを紹介されていることもありますが、残念ながら現時点ではいずれもダウンロードできません。
- 単身引越スイスイ!お見積り
- Hi!MOVE
「単身引越スイスイ!お見積り」はアプリの配信は終了していますが、Webを使ったサービスを展開していますので、後ほど詳しくご紹介します。またHi!MOVEもリニューアル中ということで、いずれサービスを再開する可能性があります。
どちらも便利なアプリでしたが、サービスを終了しているのですから引越し費用の計算には利用できません。ただし、アプリではなくWeb上のシミュレーションサービスがいくつかありますので、以下のおすすめサービスを参考にしてみてください。
引越し費用を計算するときの5つのポイント

引越し費用を計算できるアプリがないため、現時点ではシミュレーションを使うことになりますが、費用を算出するだけならシミュレーションでもまったく問題ありません。ただし、計算するときには、しっかりと頭に入れておくべきポイントがあります。
- 引越し候補日を複数用意しておく
- 新居に運ぶ荷物を確定する
- オプションは最小限にしておく
- 用途に適したシミュレーションサイトを選ぶ
- 引越し業者以外にかかる費用も計算しておく
この5点が引越し費用を計算するときのポイントになります。それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
引越し候補日を複数用意しておく
引越し費用は平日と休日で大きく変わるため、最初から土日などの休日に絞ってシミュレーションするのではなく、引越し可能な平日も候補日として挙げておきましょう。そうすることで引越し費用を大幅に抑えられることがあります。

具体的には平日を含めた3〜5日ほど候補に上げておき、それぞれの日程でシミュレーションしてください。
ことのき時間帯もお任せにすることで、さらに安く引越しできます。いろいろなパターンを試せるのがシミュレーションのメリットですので、条件を変えながら引越しする日を決めましょう。
新居に運ぶ荷物を確定する
引越し費用は荷物の量によって変わるので、正確な料金を知りたいのであれば、シミュレーションでもきちんと荷物を確定させておく必要があります。シミュレーションをしながら確認するのではなく、まずは新居に運ぶ家財をリストアップしておきましょう。
そのリストに従ってシミュレーションすることで、入力漏れを防げて、精度の高いシミュレーション結果を得られます。ダンボールに詰めるような小物までリストアップする必要はありませんが、大きな家具や家電はシミュレーション段階で確定させておいてください。
もちろん、持っていくか買い換えるかを決めるためにシミュレーションで家財を増やしたり減らしたりして、料金の増減を確認するといった使い方をするのもOKです。

運ぶことであまりにも高額になるようなら、現住所で処分して新居で新しく購入することも選択肢に入れておきましょう。
オプションは最小限にしておく
シミュレーションではさまざまなオプションを追加できますが、それらのオプションを付けることで引越し費用が高額になります。引越しのための資金に余裕があるなら問題ありませんが、少しでも出費を抑えたいならオプションは最小限にしておきましょう。

たとえば荷造りや荷解きを自分でやるだけでも、引越し費用は数万円安くなります。
引越し業者は「これを付けると便利なのでぜひご依頼ください」といったアナウンスをするので、ついつい追加したくなりますが、本当にそのオプションが必要なのかよく考えて判断してください。
用途に適したシミュレーションサイトを選ぶ
4つのシミュレーションサイトをご紹介しましたが、それぞれ個性があり、最適な用途が異なります。それぞれどのような人に適しているか見ていきましょう。
アート引越センター | 荷物が多い単身 |
ヤマトホームコンビニエンス | 荷物が少ない単身 |
アーク引越センター | 荷物が多い単身・ファミリー |
引越し侍 | 少しでも安く引越したい人 |
単身引越しであれば、いずれのサイトを使っても構いませんが、ファミリー引越しの場合にはアーク引越センターもしくは引越し侍しか利用できません。また、シミュレーションサイトごとに提示される引越し費用が異なるため、できるだけ複数のサイトでチェックすることも大切です。
そしてもうひとつ重要なのは、シミュレーション結果は概算費用であって、実際にかかる費用は正式見積もりをしないとわかりません。シミュレーション結果よりも高くなるのを避けたいのであれば、正式見積もりは相見積もりにできる引越し侍を利用しましょう。
引越し業者以外にかかる費用も計算しておく
ここでご紹介したシミュレーションでは、引越し業者に支払う費用の計算はできますが、引越しではこの他に不動産管理会社に支払う費用や新居までの交通費など、さまざまな費用が発生します。どのような費用がかかるのかリストアップしておきます。
- 賃貸契約初期費用
- 家具や家電の買い替え費用
- 日用品購入代
- 交通費
- 旧居の原状回復費用
このうち大きいのは賃貸物件の取得費用です。賃貸物件の場合、家賃の5〜6ヶ月分の初期費用が必要になるため、家賃が8万円なら40〜48万円にもなります。

交通費も遠方への引越しの場合には数万円になることもありますので、予算オーバーにならないように、必ずこれらの費用も計算しておきましょう。
現時点で引越し費用を計算するアプリはありませんが、引越しに役立つアプリならあります。そこでここでは、引越しに役立つアプリを3つご紹介していきます。やるべきことが多すぎて、何から手を付けていいかわからずに困っているという人は、ぜひ参考にしてください。
引越し手続きガイド

簡単なアンケートに回答するだけで、自分に必要となる手続きがリストアップされるアプリです。引越し予定日を入力すれば、いつまでに何をしなくてはいけないのかも教えてくれて、ToDoリストで作業管理もできてしまいます。
細かい手続きまでリストアップしてくれるので、初めての引越しで、手続きの漏れがないか不安という人におすすめのアプリです。アプリから引越し業者への一括見積もりも行えます。
引越しやること手続き管理 らくらくMOVING

「引越しやること手続き管理 らくらくMOVING」も簡単な質問に答えるだけで、引越しで必要になるタスクを自動でリストアップしてくれるアプリです。プッシュ通知などでリマインドされるので、作業漏れを防止できるのがおすすめポイントです。
また、手続きを行う役所や警察署、保健所、運転免許センターの施設情報を郵便番号から調べることもできます。さらに、ライフラインの手続きをオンラインでできる代行申込機能も備わっており、こちらも引越し経験の少ない人におすすめです。
Google ToDo リスト

引越しに慣れていて、何をすればいいのか把握しているというのであれば、シンプルなToDo機能だけあればOKですよね。そういう人におすすめなのが、Google ToDo リストです。自分で追加した作業を、Gmail や Google カレンダーと連携させて管理できます。
仕事や日常生活でも活用できるシンプルで便利なアプリで、Gmail や Google カレンダーを普段から使っているという人や、パソコンでもスケジュール管理したいという人にもおすすめです。
それではまず、物件選びに便利なアプリからご紹介していきます。3種類のアプリをご紹介しますが、幅広く探したいという場合には「賃貸物件検索 ニフティ不動産で物件探し」だけ使っておけば間違いありません。こだわりの物件探しをしたい人は「goodroom」や「Ietty」も活用しましょう。
賃貸物件検索 ニフティ不動産で物件探し

賃貸物件検索ニフティ不動産で物件探しは、11の大手不動産サイトの物件をまとめて表示してくれるアプリです。
これまでは、Yahoo!不動産やsuumoなどそれぞれのサイトやアプリで、個別に検索しなくてはいけませんでしたが、賃貸物件検索 ニフティ不動産で物件探しを使うことで、1つのアプリでまとめて検索できます。国内にある約1000万件の空き物件を、このアプリ1つで探せます。
さらに「こだわり検索」なら130以上の項目で絞り込みができるため、理想の物件が簡単に見つかります。もちろん、そこから不動産管理会社に連絡することも可能ですので、基本的にはこのアプリだけを使っておけば問題ありません。
goodroom

goodroomはリノベーション物件やデザイナーズ物件など、独自の視点でセレクトしたこだわりの賃貸物件を探すことができるアプリです。「賃貸物件検索 ニフティ不動産で物件探し」とは違い、最初からおしゃれな物件だけに厳選しているので、物件選びで迷うことがありません。
goodroomアプリに掲載される物件は、全てgoodroomのスタッフが訪問取材して掲載されているため、写真はとても見やすく、さらに気になるマイナスポイントも隠すことなく紹介してくれているので信頼できるのも魅力です。
オリジナルリノベーションブランドの賃貸物件「TOMOS(トモス)」も掲載しており、とにかくおしゃれでセンスのいい物件を選びたい人におすすめのアプリです。
ietty(イエッティ)

オンライン接客型不動産屋「ietty(イエッティ)」のアプリ版になります。チャットを使って、プロの不動産営業マンと人工知能AIが最適な物件を提案してくれます。もちろん通常の検索機能もあり、「みつける機能」によって簡単に絞り込みできます。
相談から契約までを全てiettyが行うため、全物件で仲介手数料が最大50%OFFになるのも、このアプリの魅力のひとつです。引越し先が遠方で内見できないという場合にも、iettyスタッフが代わりに部屋に行き、ビデオ通話を使って部屋の中や眺望を紹介してもらえます。
他の不動産ポータルサイトでは見つからない物件も多く、「賃貸物件検索 ニフティ不動産で物件探し」で理想の物件が見つからなかった人におすすめのアプリです。
物件の絞り込みができたら、次は内見を行います。ここでは収納スペースや部屋のサイズなどを確認し、さらには最寄り駅までの距離などをチェックしておく必要があります。そんな時に役立つアプリをご紹介します。
計測アプリ

内見ではドアなどの開口幅を確認するためにメジャーが必須なのですが、目安程度でいいならアプリで計測できます。iPhoneであれば標準アプリの「計測」が、iOS12以降で利用できます。Androidも「Measure」が標準アプリとして用意されています。
いずれも計測結果を写真で撮影できるので、メモ書きする必要もありません。あくまでも簡易計測ですので細かく知りたいときにはメジャーで測る必要がありますが、部屋の間取り図に寸法を入れたいときにはおすすめです。
Sun Seeker

土地勘のない場所ですと、部屋の東西南北がわかりませんよね。そうなると部屋の日当たりを判断するのが難しく、引越しをしてみたら西日に悩まされるということがよくあります。そうならないために、太陽の向きを確認できるアプリがSun Seekerです。
当日の太陽の軌跡だけでなく、冬至や夏至の日の出、日の入りまでチェックできてしまいます。有料アプリで、なおかつ趣味で写真撮影などをしない場合にはあまり出番がないアプリですが、日当たりを重視する人は入れておくと安心のアプリです。
ここ大丈夫? – 自然災害対策アプリ

最近は大雨による土砂災害や洪水などのトラブルが、毎年のように発生していますので、物件を選ぶときには「ここは自然災害に強いだろうか」という視点も必要になります。とはいえ、不動産業者に聞いても本当のことを教えてくれるかどうか分かりません。
そこでおすすめなのが、「ここ大丈夫? – 自然災害対策アプリ」です。
これらの危険度を3段階で表示してくれて、さらに詳細な被害状況まで確認できます。災害データは国土交通省国土政策局提供の国土数値情報(GIS)や防災科学研究所提供のJ-SHISを元にしており、「参考程度の利用」となっていますが、物件選びをする上で必ず入れておきたいアプリのひとつです。
Googleマップ

物件から最寄り駅までの距離を計測するのに使えます。引越しの内見は自分が絞り込みをした物件だけでなく、不動産業者のおすすめ物件などもチェックすることになりますが、このときに物件から最寄り駅までの徒歩時間を確認するのに、Googleマップはとても便利です。
また内見をしているときに「コンビニ」や「スーパー」と入れて検索すると、周りのお買い物スポットを確認できるので、物件の利便性を確認できます
このあたりの施設に加えて、自分の趣味などでよく使うお店の位置や通勤経路、通勤時間などを確認しておきましょう。
間取りTouch+

家具や家電の多い引越しをする場合、新居にすべて収まるのか不安ですよね。そういう場合には間取りTouch+を使って、シミュレーションをしておきましょう。実際の不動産業務でも使えるほどの高機能アプリで、間取りに合わせた細かいシミュレーションができます。
新居でのレイアウトが決まっていれば、引越し業者に運び込んでもらうときにも、図面をプリントアウトして渡しておけば、口頭で指示する必要がなく作業がスムーズになります。iOSでしか使えませんが、引越し当日にドタバタしないで済むようにインストールしておきましょう。
まとめ
引越し費用を簡単に計算できるアプリがあると便利なのですが、残念ながら2023年2月10日現在でそのようなアプリはありません。このため引越し業者もしくは引越し一括見積もりサイトが用意したシミュレーションサービスを使う必要があります。
気をつけなくてはいけないのは、シミュレーション結果はあくまでも概算費用であるということで、実際にかかる費用は正式見積もりをしないとわかりません。シミュレーションよりも高額な引越し費用になることもあるということを頭に入れておいてください。
また、引越しを便利にするためのアプリがいくつかあります。初めての引越しで何をすればいいかわからないという人や、手続きが多すぎて管理しきれそうにないという人は、自分の用途に合わせてそれらのアプリを活用しましょう。
引越し一括見積もりサービスの中でも優秀なのが以下です。

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