この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
単身の引っ越しの場合、家具付きの物件に住んでいる人や、これから一人暮らしを始めるというような、段ボール箱だけで引っ越しできるケースがあります。このような引っ越しの場合は、引っ越し業者に依頼するよりも安く引っ越しできる方法があります。それがゆうパックを利用した引っ越しです。
引っ越しは引っ越し業者に依頼するものだと考えている人にしてみると、かなりの盲点かもしれませんが、段ボール箱だけなら普通の荷物と変わりません。そう考えるとゆうパックでの引っ越しもおかしな話ではありません。
それではゆうパックを利用した引っ越しが一体いくらでできるのかを見ていきましょう。
引越し百科の運営会社である株式会社SMAの代表兼ウェブディレクター。自身の引越し経験5回を元に記事の制作やキーワードコンセプトを決めるなど、サイト全体のプロディース業務を務めている。SEO業界のセミナー講師も務める。
2015年9月からWebメディアを中心に執筆を行っています。引越し経験10回の体験談を基に、ユーザー目線で役立つ情報を提供します。これまで、不動産、金融、旅、スポーツなど多岐にわたるジャンルで記事を執筆してきた経験があり、実践的で分かりやすい内容に自信があります。
ダンボールのみの引っ越しはゆうパックが最安値
通常引っ越し依頼した場合、トラックのサイズや人件費、引っ越し日によって料金が変動します。
しかし、ダンボールのみで引っ越しをする場合、料金はダンボールの個数によって変動するので、荷物が少なければ少ない人ほど格安の引っ越しになることは間違いありません。
また、郵便局に回収依頼をすれば自宅まで取りに来てくれますし、受け取り日や時間も指定することができるので、その時間だけ在宅していれば荷物を一日中待つ必要がありません。
ゆうパックでの引っ越しは、荷物の少ない単身者にとって最安値の方法であると同時に時間を有効的に使える手法であるとも言えます。
ゆうパックの宅配料金
ゆうパックは本当に安いのでしょうか?ここでゆうパックの基本運賃の一部を紹介します。ゆうパック運賃はサイズ(縦×横×高さの合計)と届け先の都道府県によって料金が変わります。
配送は1つあたりの重さが25Kg以下のものになりますが、25kgを超える場合30kg以下でなおかつ170サイズ以下であればゆうパックの基本運賃+500円で運送が可能です。
- 差し出し地:東京
- 関東(茨木、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨)
- 近畿(奈良、佐賀、京都、大阪、和歌山、兵庫)
- 北海道/九州(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮城、鹿児島)
- 横スクロールですべて閲覧できます。
サイズ | 関東地方 | 近畿地方 | 北海道/九州地方 | 沖縄 |
---|---|---|---|---|
60サイズ | 880円 | 990円 | 1410円 | 1450円 |
80サイズ | 1200円 | 1310円 | 1710円 | 1810円 |
100サイズ | 1500円 | 1620円 | 2020円 | 2160円 |
120サイズ | 1830円 | 1940円 | 2340円 | 2490円 |
140サイズ | 2170円 | 2300円 | 2680円 | 2860円 |
160サイズ | 2500円 | 2610円 | 3010円 | 3180円 |
170サイズ | 3070円 | 3750円 | 4140円 | 4350円 |
ゆうパックの公式サイトでお住まいの地域からの発送料金をスマホから確認することが出来ます。
ゆうパックスマホ割で引越しがお得になる
ゆうパック割引 | 1個あたりの割引 |
---|---|
持ち込み割引 | 120円 |
同一あて先割引 | 60円 |
複数口割引 | 60円 |
ゆうパックスマホ割 | 180円 |
ゆうパックには様々な割引がありますが、一番安くなるのがゆうパックスマホ割引になります。
ゆうパックスマホ割の使い方
公式サイトでお住まい地域からの発送料金を調べることが出来ます。
アプリを使用して送った場合一個あたり180円の割引になります。安くなるだけでなく、2次元コードを使用することで宛先を一枚一枚書く必要もありません、またアプリ内でクレジット払いが可能です。
アプリを利用するためにはゆうびんIDが必須になります。登録できたらアプリをインストールしてログインしてください。
登録できたらアプリをインストールしてログインしてください
トップページからラベル作成を選びます
送り先住所・荷物サイズなどを入力します
最後は入力内容の確認して登録すれば完了です。あとは荷物を郵便局に持っていくだけです
引越し業者の単身パックとゆうパック!どっちが安い?
東京➡大阪 | ゆうパック 単身プラン |
---|---|
ゆうパック10箱 (120サイズ) | 15,100円 |
ヤマトホーム コンビニエンス | 30,800円 |
日通単身パックS | 26,400円 |
日通単身パックL | 31,900円 |
日通単身パックはインターネット割引料金
ゆうパックは最安値ということをお伝えしましたが、実際の料金はどれくらい違うのでしょうか?単身パックとゆうパック料金を比較してみました。
上記の料金をもとに東京から大阪までの引っ越しを実際にゆうパックのみで引っ越しをした場合の料金と、引っ越し業者の単身パックの料金を見てみましょう。
ゆうパック
引越先 | 東京➡大阪 |
---|---|
ダンボールの数 | 10箱(120サイズ) |
料金合計 | 16,900円 |
ダンボールのみの引っ越しなら東京から大阪までの引っ越し費用が2万円以下で済みます。もちろん個数が減ればもっと安くなります。さらに先程紹介したゆうパックの割引を適応すると以下の料金になります。
引越先 | 東京➡大阪 |
---|---|
ダンボールの数 | 10箱(120サイズ) |
料金合計 | 15,100円 |
割引額 | ー1,800円 |
ダンボール1個分程度割引が可能となります。つまりダンボール10個分の運賃で11個送ることができます。特に荷物の少ない男性単身者ならかなりの格安で引っ越しをすることが可能です。
日通の単身パックL
引越先 | 東京から大阪 |
---|---|
料金合計 | 31,900円 |
冷蔵庫(2ドア)、洗濯機(4kg以下)、小型テレビ、テレビ台、電子レンジ、掃除機、カラーボックス、布団、ダンボールMサイズ5個
ミニ冷蔵庫や小型テレビはゆうパックでは送れないので、引っ越し業者に依頼するしかありません。
日通の比較的多い荷物が運べる単身パックLでは、ミニ冷蔵庫や小型テレビ、布団、ダンボール5個など家電や身の回りの荷物を同じ東京から大阪まで運んでもらう場合28,000円程度とゆうパックに比べて倍近い金額になります。
これでも安い方ではありますが、収入のない学生には厳しい金額です。
ゆうパック引っ越しの4つの注意点
格安で引っ越しのできるゆうパックですが、いくつかの注意点があります。
- ダンボールに入らないものは送れない
- 1箱30kgまで
- 配達時間に引っ越し先に在宅しておく必要がある
- 距離によっては高くなる
一番の課題は、ダンボールに入らないものは送れないということかもしれません。先程もお伝えしたとおり、ダンボールに入らない大型のテレビや、本棚や椅子、テーブルなどは運べません。
あくまでもゆうパックはダンボールでの引っ越しに特化した引っ越し方法だと考えてください。
1箱25kgを越えないことは、本を集中して詰めないかぎりクリアできます。配達時間も宅配便と同じで指定はできますので、確実に新居にいる時間を指定するようにしてください。
ゆうパックはあくまで荷物を届けるだけ
ゆうパックでの引っ越しは自身で荷造り荷解きさえやれば、あとはゆうパックで送るだけなので実に簡単です。しかも平日の窓口が空いている時間であれば、自分の都合で受付ができます。
ですが、郵便局は引っ越し業者ではありません。あくまで荷物を郵送してもらっているだけなので、荷物の詰めすぎで臨機応変に対応してもらえなかったり、割れ物の荷物に対しては補償ができない場合もあります。ここが引っ越し業者との大きな違いです。
また、バッテリー類など航空便で送れない場合は船便になり、思いの外届くまでに時間がかかることもあります。郵送できる郵便物等には十分気をつけて、郵便局の規定に沿って送るようにしましょう。