引越しリモート・オンライン見積もりのデメリット!引越し業者おすすめ6選を紹介

この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

引越しを業者にお願いするときには、実際に家まで来てもらって荷物の量を確認した上で見積もりを出してもらうのが常識でした。そうしないと、トラックに荷物が乗り切らなくて追加料金が発生するなどのトラブルが起きるためです。

ところが新型コロナウイルス感染拡大以降、感染予防としてリモートで見積もりができる引越し業者が増えてきました。そこでここでは、リモート見積もりのメリットや実際に対応可能な業者について詳しくご紹介していきます。

引越しの見積もりをリモートで行うメリット

これまでは訪問見積もりが一般的だった引越しの見積もりですが、まずはリモートに変わることでどのようなメリットがあるのかについて解説します。引越し見積もりをリモートで行うメリットは下記の4点になります。

  • 新型コロナウイルスの感染予防になる
  • 強引に契約を結ぼうとしてこない
  • 短時間で見積もりを出してもらえる
  • 女性のひとり暮らしでも安心

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

新型コロナウイルスの感染予防になる

リモート見積もりによる1番大きなメリットが、やはり新型コロナウイルスの感染予防になることです。引越し業者のスタッフが感染しているかもしれませんので、そのような人を自宅に招き入れるのはリスクがあります。

でもリモートで済むなら、1度も営業担当に会うことなく引越し当日を迎えられるので安心ですよね。もちろんコロナだけでなく、インフルエンザや風邪などの予防にもなります。できるだけ外出や人との接触を避けている人には、リモート対応はかなり助かるはずです。

強引に契約を結ぼうとしてこない

引越し業者とのトラブルでよくあるのが「契約するまで帰りません」と居座る営業担当です。そこまでしないにしても、強引に契約を結ぼうとする営業が多く、複数の業者で相見積もりをしている人にとってはかなりのストレスになりがちです。

編集部
編集部

ところがリモート見積もりなら居座ることはできませんし、離れているので強引に契約を結ぶことも難しいので、見積もりを出すところまでスムーズに対応してくれます。

さらに不要なオプションを提案されることも少なく、提案されても断りやすいといったメリットもあります。

短時間で見積もりを出してもらえる

リモート見積もりは引越し業者側にとってもメリットがあります。引越し業者が訪問する必要がないので事務所などで対応できます。訪問見積もりの場合は家で荷物をチェックして、事務所に移動して見積もりを作成しますが、この移動時間がなくなります。

しかも事前に荷物のリストアップをしてもらっておくことで、データ入力の手間を省けます。リモート見積もりではその確認だけで済むため、あっという間に見積書を作成できます。

引越しライター
引越しライター

短時間で見積書を出してもらえるので、もちろん利用する側にとってもメリットとなります。

メールで一括見積もりできる便利なサービス

女性のひとり暮らしでも安心

女性のひとり暮らしの場合、コロナ禍でなくても引越し業者を自宅にあげるのは不安ですよね。信用できる引越し業者とはいえ、相手が男性スタッフだと何が起こるかわかりません。これがリモートになることで、その不安がなくなります。

これまでは友人や親にお願いして同席してもらっていた人もいるかと思いますが、リモート見積もりになることで、そのようなことをする必要もなくなります。

オンライン見積もりOK!引越し業者6選

各社単身家族所要時間エリア
サカイ引越センター30分※全国
日通20~30分※全国
アート引越センター30〜40分※全国
トレファク引越30〜60分※全国
ブレックス30〜40分関西
隆星引越センター30分※関東
※離島等、一部対応できないエリアあり

リモートでの見積もりにどのようなメリットがあるのかを把握してもらったかと思いますので、次に実際にリモート対応可能な引越し業者を6社ご紹介します。リモート見積もりの内容と引越し業者としての特長を把握して、自分に最適な引越し業者を選ぶ参考にしてください。

サカイ引越センター:まごころリモート見積もりサービス「まリモ」

サカイ引越センターのリモート見積もりは、まごころリモート見積もりサービス「まリモ」です。スマートフォンのSMSに送られてくるURLをクリックすると、オペレータとのビデオ通話が始まり、オペレーターの指示に従って部屋を写すだけで見積もりが終わります。

離島等の一部地域を除いた全国で利用できるサービスですが、単身引越にのみ対応となっています。荷物が多くなるファミリー引越しでは利用できません。

サカイ引越センターはパンダのマークでおなじみの大手引越し業者で、2021年のオリコン顧客満足度No.1にも輝いており、親身になって対応してくれる業者としても人気があります。スタッフのコロナに対する安全対策もしっかりしており、引越し当日も安心して任せることができます。

対象エリア※全国
対象引越内容単身引越
所要時間約30分
HPサカイ引越センター
※離島等、一部対応できないエリアあり

日通:日通リモート見積もり(リモミ)

日通のリモート見積もりサービス「リモミ」はLINEアプリを使って、引越しプランナーが部屋の様子、荷物の量や大きさ、個数の確認、荷物を運ぶ経路などを確認しながら、見積もりを作成してくれるサービスです。

単身引越だけでなく家族引越にも対応しており、一部地域を除いた全国が対象エリアとなっています。また、日通の引越しでは、安心して新居での暮らしを始められるように除菌・抗菌サービスを行っています。感染予防をよりしっかりと行いたい人は利用しましょう。

日通は日本全国に輸送ネットワークがあり、全国どこからどこへでもスムーズな引越しができるといった魅力があります。さらに海上コンテナ輸送や鉄道コンテナ輸送にも対応しており、長距離の引越しをリーズナブルな価格で提供してくれる引越し業者になります。

対象エリア※全国
対象引越内容家族引越・単身引越
所要時間20~30分
HP日通
※離島等、一部対応できないエリアあり

アート引越センター:次世代オンライン見積 ミライ

アート引越センターの次世代オンライン見積「ミライ」は、Zoomアプリを使ってリモート見積もりをしてくれるサービスです。その場で見積もりを出してくれるので、リモートで見積もりから予約までスムーズに行えるのが魅力です。

Zoomでコミュニケーションをとりながら、運ぶ荷物をひとつずつ確認していくので、訪問見積もりと同じような感覚で見積もりを作ってもらえます。従来の見積もり依頼のように、自分で荷物情報の入力などをしないで済むので、引越し作業の負荷が軽減されます。

アート引越センターも全国展開している大手引越し業者で、徹底した社員研修を行っているので、クオリティの高い接客応対を受けられます。もちろん荷物は丁寧に運んでくれるので、大事な荷物がある人におすすめの引越し業者です。

対象エリア全国
対象引越内容家族引越・単身引越
所要時間30〜40分
HPアート引越センター
※離島等、一部対応できないエリアあり

トレファク引越:リモート見積り

トレファク引越が提供しているリモート見積もりは、オンラインビデオツールを使って部屋を撮影しながら見積もりを作成してくれるサービスです。リモート見積もり自体は特筆すべきポイントはありませんが、トレファク引越では不要になった家具や家電を売却できるので、引越し料金を抑えられるといったメリットがあります。

売却するアイテムは引越しのタイミングで引き渡しになるので、引越し当日まで売却する家具や家電を使えるのもトレファク引越ならではの魅力です。利用できるエリアが限られていますが、引越しを機に家具や家電を買い換えるという人におすすめの業者です。

北海道・宮城県・山形県・福島県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・愛知県・岐阜県・三重県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・山口県・広島県・岡山県・福岡県(配送先は全国)

対象引越内容単身引越
所要時間30〜60分
HPトレファク引越

ブレックス:リモート見積

ブレックスは兵庫県を中心に、大阪や関西で展開をしている地域密着型の引越し業者です。ZoomアプリまたはGoogle Meetアプリを使ったリモート見積もりだけでなく、3tトラックに収まる量の荷物なら、電話での見積もりにも対応しているのがブレックスの特長です。

引越しをするときの接触も避けたいという人のために、立ち会い不要のリモート引っ越しにも対応しています。当日の作業はパソコンやスマホなどからリアルタイムでチェックでき、離れた場所からでも作業を見守ることもできます。

全国区ではないので知名度はそれほど高くありませんが、創業から85年以上の歴史があり、神戸で長く愛され続けている知る人ぞ知る人気引越し業者です。関西圏でリモート見積もりやリモート引越しをしたい人は選択肢のひとつに入れておきましょう。

対象エリア関西
対象引越内容家族引越・単身引越
所要時間30〜40分
HPブレックス

隆星引越センター

隆星引越センターは東京に拠点のある格安引越し業者です。2tトラックを使った単身引越しは19,800円(税込21,384円)とリーズナブルで、ファミリー引越しも大手引越し業者にはできない格安料金で引越しできます。

LINEやZoomを使ったリモート見積もりと、自分で情報入力するオンライン見積もりに対応しており、訪問見積もりなしで見積書を作成してくれます。さらにPayPay払いに対応するなど、積極的に新しい取り組みをしています。

リモート見積もりにしたいけど、大手引越し業者は引越し料金が高くて予算オーバーするという人はぜひ選択肢に入れてもらいたい引越業者のひとつです。

対象エリア東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
対象引越内容単身引越
所要時間約30分
HP隆星引越センター

リモートで見積もりするときのデメリット

とても便利なリモート見積もりですが、実際に利用する場合にはいくつか気をつけなくてはいけない点があります。どのような点に気をつければいいのか、詳しく見ていきましょう。

訪問見積もりと同じように部屋を片付けておく

リモートだからといって、部屋が散らかった状態のままにせず、訪問見積もりを受けるのと同じくらいの気持ちで部屋の掃除や整理整頓をしましょう。特に整理整頓はとても重要です。きちんと片付けていないと、どこに何があるか分からず、荷物の申告漏れになる可能性があります。

またビデオ通話をするときに、部屋のどこが映るかわかりません。洗濯物を室内に干しっぱなしにしたり、食べ物や飲み物を出しっぱなしにしたりしないように気をつけましょう。

通信環境を整えて利用する

リモート見積もりはZoomやLINEなどの通信を使って行います。できるだけWiFi環境を整えておきましょう。見積もりのためにWiFiの契約をする必要はありませんが、モバイル回線でもギガ不足になって低速回線しかつながらないのでは困ります。

リモート見積もりを予約した日には確実にスマートフォンやタブレットが、インターネット回線に安定して繋がるように準備してください。

即決せずに2〜3社で比較して決める

アート引越センターのように、その場で見積もりを出してくれて、すぐに予約までできるサービスもありますが、予算が限られていて少しでも安く引越したいなら、同じようにリモート見積もりに対応している業者2〜3社に見積り依頼しましょう。

引越し料金は業者ごとに違い、さらに1社だけに見積り依頼した場合には、足元を見られて高値を提示されることもあります。

1社しか見積もり依頼しないと提示された金額が高いのか安いのかの判断もできませんので、必ず複数社に見積もりを出してもらい、最も良い条件を出してくれた業者に依頼しましょう。

まとめ

コロナ禍でどのように感染するか分からない以上、できるだけ人との接触は避けたいと考えている人は多いかと思います。そこまで気にしていない人でも、できれば訪問見積もりなしで引越しできるなら、それに越したことはありませんよね。

大手引越し業者でもサカイ引越センターや日通、アート引越センターがリモート見積もりに対応しており、他にも徐々にリモート対応してくれる業者が増えつつあります。安全に引越しをしたいと考えているなら、このような引越し業者を利用しましょう。

新型コロナウイルスだけでなく、女性のひとり暮らしのセキュリティを考えたときや、急ぎで見積もりを出してもらいたいときにも役立つサービスですので、これから引越しをするという人は、このような便利なサービスを上手に活用して、スムーズな引越しを目指しましょう。