単身ダンボールだけの引越しはゆうパックが1番安くてお得!引越し業者と料金比較してみた

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単身の引っ越しの場合、家具付きの物件に住んでいる人や、これから一人暮らしを始めるというような、段ボール箱だけで引っ越しできるケースがあります。このような引っ越しの場合は、引っ越し業者に依頼するよりも安く引っ越しできる方法があります。それがゆうパックを利用した引っ越しです。

引っ越しは引っ越し業者に依頼するものだと考えている人にしてみると、かなりの盲点かもしれませんが、段ボール箱だけなら普通の荷物と変わりません。そう考えるとゆうパックでの引っ越しもおかしな話ではありません。

それではゆうパックを利用した引っ越しが一体いくらでできるのかを見ていきましょう。

ダンボールのみの引っ越しはゆうパックが最安値

転用:ゆうパック

通常引っ越し依頼した場合、トラックのサイズや人件費、引っ越し日によって料金が変動します。

しかし、ダンボールのみで引っ越しをする場合、料金はダンボールの個数によって変動するので、荷物が少なければ少ない人ほど格安の引っ越しになることは間違いありません。

また、郵便局に回収依頼をすれば自宅まで取りに来てくれますし、受け取り日や時間も指定することができるので、その時間だけ在宅していれば荷物を一日中待つ必要がありません。

ゆうパックでの引っ越しは、荷物の少ない単身者にとって最安値の方法であると同時に時間を有効的に使える手法であるとも言えます。

ゆうパックの宅配料金

ゆうパックは本当に安いのでしょうか?ここでゆうパックの基本運賃の一部を紹介します。ゆうパック運賃はサイズ(縦×横×高さの合計)と届け先の都道府県によって料金が変わります。

配送は1つあたりの重さが25Kg以下のものになりますが、25kgを超える場合30kg以下でなおかつ170サイズ以下であればゆうパックの基本運賃+500円で運送が可能です。

  • 差し出し地:東京
  • 関東(茨木、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨)
  • 近畿(奈良、佐賀、京都、大阪、和歌山、兵庫)
  • 北海道/九州(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮城、鹿児島)
  • 横スクロールですべて閲覧できます。
サイズ関東地方近畿地方北海道/九州地方沖縄
60サイズ880円990円1410円1450円
80サイズ1200円1310円1710円1810円
100サイズ1500円1620円2020円2160円
120サイズ1830円1940円2340円2490円
140サイズ2170円2300円2680円2860円
160サイズ2500円2610円3010円3180円
170サイズ3070円3750円4140円4350円
※税込価格、2024年11月時点

ゆうパックの公式サイトでお住まいの地域からの発送料金をスマホから確認することが出来ます。

参考 ゆうパック日本郵便

ゆうパックスマホ割で引越しがお得になる

ゆうパック割引1個あたりの割引
持ち込み割引120円
同一あて先割引60円
複数口割引60円
ゆうパックスマホ割180円

ゆうパックには様々な割引がありますが、一番安くなるのがゆうパックスマホ割引になります。

ゆうパックスマホ割の使い方

公式サイトでお住まい地域からの発送料金を調べることが出来ます。

アプリを使用して送った場合一個あたり180円の割引になります。安くなるだけでなく、2次元コードを使用することで宛先を一枚一枚書く必要もありません、またアプリ内でクレジット払いが可能です。

アプリを利用するためにはゆうびんIDが必須になります。登録できたらアプリをインストールしてログインしてください。

登録できたらアプリをインストールしてログインしてください

ゆうパックスマホ割
ゆうパックスマホ割
無料
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送り先住所・荷物サイズなどを入力します

最後は入力内容の確認して登録すれば完了です。あとは荷物を郵便局に持っていくだけです

引越し業者の単身パックとゆうパック!どっちが安い?

東京➡大阪ゆうパック
単身プラン
ゆうパック10箱
(120サイズ)
15,100円
ヤマトホーム
コンビニエンス
30,800円
日通単身パックS26,400円
日通単身パックL31,900円
マトホームコンビニエンスは両方とも平日の料金
日通単身パックはインターネット割引料金

ゆうパックは最安値ということをお伝えしましたが、実際の料金はどれくらい違うのでしょうか?単身パックとゆうパック料金を比較してみました。

上記の料金をもとに東京から大阪までの引っ越しを実際にゆうパックのみで引っ越しをした場合の料金と、引っ越し業者の単身パックの料金を見てみましょう。

ゆうパック

引越先東京➡大阪
ダンボールの数10箱(120サイズ)
料金合計16,900円

ダンボールのみの引っ越しなら東京から大阪までの引っ越し費用が2万円以下で済みます。もちろん個数が減ればもっと安くなります。さらに先程紹介したゆうパックの割引を適応すると以下の料金になります。

引越先東京➡大阪
ダンボールの数10箱(120サイズ)
料金合計15,100円
割引額ー1,800円

ダンボール1個分程度割引が可能となります。つまりダンボール10個分の運賃で11個送ることができます。特に荷物の少ない男性単身者ならかなりの格安で引っ越しをすることが可能です。

日通の単身パックL

引越先東京から大阪
料金合計31,900円
荷物量

冷蔵庫(2ドア)、洗濯機(4kg以下)、小型テレビ、テレビ台、電子レンジ、掃除機、カラーボックス、布団、ダンボールMサイズ5個

ミニ冷蔵庫や小型テレビはゆうパックでは送れないので、引っ越し業者に依頼するしかありません。

日通の比較的多い荷物が運べる単身パックLでは、ミニ冷蔵庫や小型テレビ、布団、ダンボール5個など家電や身の回りの荷物を同じ東京から大阪まで運んでもらう場合28,000円程度とゆうパックに比べて倍近い金額になります。

これでも安い方ではありますが、収入のない学生には厳しい金額です。

ゆうパック引っ越しの4つの注意点

格安で引っ越しのできるゆうパックですが、いくつかの注意点があります。

  • ダンボールに入らないものは送れない
  • 1箱30kgまで
  • 配達時間に引っ越し先に在宅しておく必要がある
  • 距離によっては高くなる

一番の課題は、ダンボールに入らないものは送れないということかもしれません。先程もお伝えしたとおり、ダンボールに入らない大型のテレビや、本棚や椅子、テーブルなどは運べません。

あくまでもゆうパックはダンボールでの引っ越しに特化した引っ越し方法だと考えてください。

1箱25kgを越えないことは、本を集中して詰めないかぎりクリアできます。配達時間も宅配便と同じで指定はできますので、確実に新居にいる時間を指定するようにしてください。

ゆうパックはあくまで荷物を届けるだけ

ゆうパックでの引っ越しは自身で荷造り荷解きさえやれば、あとはゆうパックで送るだけなので実に簡単です。しかも平日の窓口が空いている時間であれば、自分の都合で受付ができます。

ですが、郵便局は引っ越し業者ではありません。あくまで荷物を郵送してもらっているだけなので、荷物の詰めすぎで臨機応変に対応してもらえなかったり、割れ物の荷物に対しては補償ができない場合もあります。ここが引っ越し業者との大きな違いです。

また、バッテリー類など航空便で送れない場合は船便になり、思いの外届くまでに時間がかかることもあります。郵送できる郵便物等には十分気をつけて、郵便局の規定に沿って送るようにしましょう。