引越し業者おすすめランキング10選!引越し業者の選び方と見積もりのコツを解説【2025年4月徹底比較】

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引越しをするときには、いくつもある引越し業者から1社を選ばなくてはいけません。引越し回数が多い人なら迷わず引越し業者を選べるのかもしれませんが、経験があまりないとどの業者を選べばいいのかで迷いますよね。

結果的に見積金額の安いところで選ぶ人が多いようですが、安さで選んだら作業が雑で家具や家電を壊されたなんて話も聞きます。

ですので、本当に大事なのは引越しの質と価格のバランスです。そこで、ここでは実際に利用した人の口コミから、質と価格のバランスに優れたおすすめの引越し業者をランキング形式でご紹介していきます。いきなりですが、まずはランキングから見ていきましょう。

引越し業者おすすめランキング10選

全国で利用できることを重視したので、大手ばかりになっています。また順位が上の引越し業者を選べばいいのではなく、自分と相性のいい引越し業者を選ぶ必要もあります。相性が良ければ下位の業者でも満足度が高くなることもあります。

そこで、1位から10位までの引越し業者それぞれの代表的な口コミと特長について詳しく比較してみました。

ランキングのデータ基準は「比較評価の点数基準」を参考にしております。

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各社評価接客応対作業品質オプション補償柔軟な対応単身料金家族料金

🥇サカイ引越センター
5.5万円7.5万円

🥈アーク引越しセンター
3.7万円6.5万円

🥉日本通運
2万〜9万円3〜15万円

ハトのマークの引越し
3.3万〜4万円6.5万〜9万円

赤帽
1万〜9万円家族なし

アート引越しセンター
6.9万円11.8万円

アリさんマークの引越社
6.6万円10.6万円

ハート引越しセンター
5.6万円9.2万円

ヤマトホームコンビニエンス
2.1万円家族なし

ファミリー引越しセンター
4.2万円16.1万円
は平均値に基づいた格付けを示す
料金相場は引越し侍・suumo引越し・LIFULL引越しの平均値を計算して算出
各社順位単身料金家族料金接客応対作業品質オプション補償柔軟な対応対応エリアネット見積LINE見積ダンボール支払いハンガーBOX不用品回収
サカイ引越センター1位2点:5.5万円4点:7.5万円4点:3位4点:2位5点:1位5点:1位5点:1位全国無料現金・クレカ有料
アーク引越しセンター2位4点:3.7万円 5点:6.5万円5点:2位4点:4位4点:4位3点:5位4点:4位全国無料現金・クレカ有料
日本通運3位2点:2〜9万円3点:3〜15万円5点:1位4点:3位4点:4位
5点:2位4点:3位全国無料現金・クレカ・RQコード
ハトのマークの引越し4位4点:3.3〜4万円4点:6.5〜9万円3点:5位3点:7位5点:2位4点:3位3点:6位全国無料現金・クレカ(各店舗によって異なる)有料
赤帽5位5点:1〜9万円3点:6位5点:1位1点2点:10位5点:2位全国各事業主による有料各店舗によるなし各店舗による
アート引越しセンター6位1点:6.9万円1点:11.8万円4点:4位3点:5位4点:3位4点:4位3点:5位全国無料現金・クレカ・RQコード有料
アリさんマークの引越社7位1点:6.6万円2点:10.6万円3点:7位3点:6位3点:6位3点:6位3点:7位全国無料現金・クレカ有料
ハート引越しセンター8位2点:5.6万円3点:9.2万円2点:10位2点:8位2点:8位3点:7位2点:8位全国無料現金・クレカ
ヤマトホームコンビニエンス9位5点:2.1万円1点1点1点1点1点全国有料現金・クレカ・RQコード有料
ファミリー引越しセンター10位3点:4.2万円1点:16.1万円1点2点10位2点:10位1点1点東京・埼玉・神奈川・千葉無料現金・クレカ・RQコード有料
は平均値に基づいた格付けを示す
料金相場は引越し侍・suumo引越し・LIFULL引越しの平均値を計算して算出

サカイ引越センター

料金80,000円~
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

サカイ引越センターは大阪の堺市に拠点を持ち、2023年の売上高が最も多い引越し業者です。2023年時点で6,070名の従業員がいて、全国200を超える支社を持っていますので、業界の最大手と言っても過言ではありません。

プラン料金
単身5.5万円
夫婦9.0万円
家族10.5万円

料金相場は平均よりもやや低く、口コミにあるように値段交渉にも応じてもらえます。予算が限られた人のために費用を抑えられるプランや、忙しい人のためにすべておまかせでできるプランまで選択肢が多いのもサカイ引越センターの特長のひとつです。

良い口コミの数がとても多く、モットーである「まごころこめておつきあい」の通り丁寧で、依頼者の立場になって対応してくれるのが分かります。何をするにしてもスピーディなのでストレスを感じることなく引越しが終わります

利用者
利用者

・養生もしっかりとしていて、作業がとてもしっかりしてい
・値段交渉に応じてくれて予算内に収めてくれた
・ダンボールの回収を依頼したら即日対応してくれた
・受け答えがハキハキしていて気持ちよかった

アーク引越センター

料金69,000円
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

アーク引越センターは名古屋に本社がある引越し業者で、関西よりも東側のエリアで展開をしています。見積もりがとてもわかりやすく、さらに自社の専門スタッフだけが引越しを担当するので引越しのクオリティが高いことで人気があります。

プラン料金
単身3.7万円
夫婦5.4万円
家族6.5万円

料金は単身でも家族でもかなりリーズナブルな金額設定になっています。ただし最初に提示される見積もりが高いケースもあり、値段交渉をしなければ安くならないこともあるので、最初から相見積もりにして利用するのがおすすめです。

引越しの作業に対する口コミは良いものが多く、専門スタッフだけでチームとなっているためスタッフの連携がよく、スムーズに作業が進むことが評価されています。接客も丁寧で、淡々とするのではなくお客さんとコミュニケーションをとり、程よい距離感で気持ちよく引越しできます。

利用者
利用者

・価格交渉に応じてくれて予算内に収まった
・ベテランの作業者がスピーディに運んでくれた
・スタッフの連携が取れていてスムーズだった
・接客が丁寧で梱包のアドバイスなどもしてくれた

日本通運

料金35,000円
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

日本通運は物流業者ですが、単身引越しだけでなく家族での引越しにも対応しています。物流業者であることを活かして、乗用車やバイク、ピアノの輸送、荷物の一時保管など、様々なオプションを用意しています。

プラン料金
単身2.0万〜9.0万円
家族3.0万〜15.0万円

単身の引越しに幅がありますが、こちらは2万〜4万円以内に収まることが多く、格安での引越しが可能です。家族の場合には特別安いことはありませんが、物流業者らしく遠方への引越しをするときには他社にはない価格を提示してもらえることがあります。

日本通運は独自の研修センターがあり、計画的に訓練を行っていることもあり、チームワークが良くて迅速な作業をしてもらえます。口コミでもそのような内容のものが多く、見ていて気持ちがいいというものが目立ちます。トータルでマイナスな部分がほとんどない、おすすめの引っ越し業者になります。

利用者
利用者

・見積もりから引越しまでスムーズに行えた
・とても丁寧で安心して任せられた
・チームプレーでの作業が見ていて気持ちよかった
・荷物が少し増えても追加料金なしで運んでくれた

ハトのマークの引越センター

料金?
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

ハトのマークの引越センターは三重県四日市市に拠点を持ち、北海道から沖縄まで全国展開をしている引越し業者です。40年以上の歴史がありリピーターも多く、安定した引越しを行ってくれることで定評があります。

プラン料金
単身3.3〜4.0万円
夫婦6.0万〜8.0万円
家族6.5万〜9.0万円

全体的に料金相場が低く、少しでも予算を抑えたい人に向いています。大手のクオリティでありながら単身で3万円台の引越しができ、家族でも他社よりも1〜2割くらい低い見積金額になっています。また粗大ゴミの処理も格安で行ってくれるので、トータル費用も抑えられます。

口コミで多いのはやはり値段の安さですが、安いからといってクオリティが低いわけでなく、丁寧に説明をしてくれるということなので、安心して利用できます。また他社では断られやすい、電話のみでの見積もりにも対応しているので、忙しい人におすすめの業者です。

利用者
利用者

・言葉づかいが丁寧で、作業がキビキビしていた
・リーズナブルな価格で対応してくれた
・金額が上がった理由をきちんと説明してくれたので納得できた
・電話での見積もりに対応してくれた

赤帽

料金店舗による
エリア全国
設置サービス店舗による
梱包資材店舗による
養生店舗による

赤帽は通常の引越し業者とは違い、軽トラックを使った小さな引越しに特化した業者です。会社ではなく個人事業者ですので地域ごとにサービス内容に違いがあります。軽トラックに乗り切らないものは運んでもらえませんが、個人の対応なので自由度の高さが魅力の業者です。

プラン料金
単身1.0万〜9.0万円

料金相場に幅がありますが、ほとんどの人が2万〜4万円以内で引っ越しをしています。近隣への引越しの場合には1万円台で引越しできることもあります。コストパフォーマンスの高い業者ですが、運べる荷物の量に限りがあるので、すべての人が利用できるわけではないということで3位になりました。

金額の安さはもちろんのこと、他社では断られるような無理そうなお願いでも対応してくれることもあり、また荷物の運搬に慣れているので、迅速に対応してもらえます。仕組みを理解せずに利用した人からの悪い口コミもいくつかありますが、実際にはスムーズに引越しが出来ています。

利用者
利用者

・思ったよりも安くて助かった
・作業が迅速で臨機応変に対応してもらえた
・個人事業者なのでバラツキがあるけどほとんどの人が親切
・見積もりよりも多くなった荷物を運んでくれた

アート引越センター

料金80,000円~
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

「0123」でおなじみのアート引越センターは、サカイ引越センターに次ぐ規模の引越し業者です。地球にも梱包者にも優しいエコケースを無料レンタルや家具のクリーンサービスなど、利用者の視点に立って常に新しいサービスを提供してくれます。

プラン料金
単身6.9万円
夫婦9.3万円
家族11.8万円

すべてが丁寧な作業になるので、そこまでのクオリティを必要としない単身引越しでは、他社よりも割高になっていますが、家族での料金相場は平均よりも低く、満足度の高いものになっています。もちろんクオリティも高くお値段以上のサービスを受けられます。

大手ですので柔軟性はそれほど高くありませんが、できる範囲内で安くなる方法を提示してくれて、価格交渉にも応じてくれます。また、先に作業が終わったスタッフが途中から合流し、引越しを素早く終わらせられるような配慮も高く評価されています。

利用者
利用者

・最適なプランを提案してもらえた
・当初よりも多い人数で対応してもらえてすぐに終わった
・物の扱いがとても丁寧
・当初の見積もりよりも安くしてくれた

アリさんマークの引越社

料金80,000円
エリア全国(東北除く)
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

全国9ヵ所に自社研修センターを持ち、徹底した教育で高いクオリティの引越しをしてくれるのがアリさんマークの引越社です。50年近い歴史がある老舗業者ですが、オリジナル資材を開発するなど、常に新しい技術を取り入れている業者でもあります。

プラン料金
単身6.6万円
夫婦8.0万円
家族10.6万円

単身の料金がやや高めですが、夫婦や家族の引越しは平均よりもやや低めになっています。このことから、人数が多い家族での引越しに適した業者であることがわかります。ただし繁忙期になると、通常の1.5倍くらいの金額になるので他社とそれほど変わらなくなります。

口コミで目立ったのは、担当者や作業社の対応の良さで、丁寧というだけでなく、依頼者の意図を汲み取って、最適解を提示してくれます。もちろん引越し作業は迅速で、安心して任せられます。飛び抜けた強みはないのでやや低い順位になりましたが、おすすめできる業者のひとつです。

利用者
利用者

・相見積もりにして最も安い金額になった
・担当者もスタッフも気持ちの良い対応をしてくれた
・繁忙期にも関わらずこちらの希望に合わせてくれた
・養生がしっかりしてて作業も迅速

ハート引越センター

料金60,000円
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

「女性と高齢者にもやさしい引越し会社を目指す」をコンセプトにしているハート引越センターは、東京に本社のある引越し業者です。すべての作業にこだわりを持ち、丁寧で気持ちがこもった引越しをしてもらえることで人気があります。

プラン料金
単身5.6万円
夫婦7.0万円
家族9.2万円

ハート引越センターはクオリティの高い作業に定評がありますが、安く引越しするために様々な提案をしてくれるため、結果的に料金相場が全体的に抑えられています。予算が限られている人は、正直に予算を伝えて、その範囲内でできることを提案してもらうという利用方法がおすすめです。

柔軟な対応をしてくれた結果、満足できる金額で引越しできたという口コミが多く、また担当者やスタッフの応対の良さも高く評価されています。ただし破損や連絡漏れなどのネガティブな口コミがいくつかありましたので、順位としては9位という結果になっています。

利用者
利用者

・社員の教育がしっかりできていて、テキパキしていた
・予定よりも安く引越しできた
・訪問見積もりなしで荷物が増えてしまったけど見積金額で対応してくれた
・安く引越しできる日の提案をしてくれて助かった

ヤマトホームコンビニエンス

料金33,000円
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材有料
養生無料

アートグループによるヤマトホームコンビニエンス株式会社の完全子会社化となりました。は引越代金の過大請求が問題になり引越しを休止していましたが、2019年9月に再開しています。過大請求があったのにも関わらず5位にランクインしたのは、単身者が圧倒的な低価格で引越しできるからです。

プラン料金
単身2.1万円

単身者の料金相場はなんと2.1万円で、専用ボックス単位で全国各地に輸送してもらえます。専用ボックスに乗り切るものしか運べないというデメリットはありますが、ワンルームや1Kで生活している人なら、かなり費用を抑えて引越しできます。

運ぶ荷物が限られているというのもあって、作業が早いのはもちろんですが、柔軟でマジメな対応が高く評価されています。1度問題を起こしたというのもあって、よりクオリティの高いサービスの提供を心掛けていることが口コミから伝わってきます。

利用者
利用者

・柔軟な対応をしてもらい助かった
・早いだけでなく気配りがしっかりしてて安心して見てられた
・料金を抑えて引越しできた
・挨拶もしっかりしていて態度も真面目でよかった

ファミリー引越センター

料金80,000円~
エリア全国
設置サービス無料
梱包資材無料
養生無料

ファミリー引越センターはここまでご紹介した引越し業者と比較すると、やや規模が小さく、関東から全国各地への引越しを行っている引越し業者です。低価格で勝負している業者ですので、1円でも安く引越しをしたいという人におすすめです。

プラン料金
単身4.2万円
夫婦8.4万円
家族16.1万円

3月の繁忙期に利用した人が多いため、家族での料金相場がかなり高くなっていますが、繁忙期でなければ10万円前後で引越しできているケースがほとんどです。口コミからも料金面での満足度が高く、見積もりしたときよりも荷物が増えても、見積金額のままで引越ししてくれたというケースもあります。

また、他社よりもスタッフとの距離感が近くアットホームさが伝わってきて、そこを良いとしている人もいれば、ラフすぎると感じている人もいるようです。このあたりは好みの問題ですが、きっちり丁寧というのを求める人には不満となるため10位としました。

利用者
利用者

・とにかく手際がよくてあっという間に終わった
・値段交渉したら料金を安くしてもらえた
・親切で明るくて気持ちよく引越しできた
・フレンドリーでアットホームな感じが気に入った

引っ越し業者の選び方

最低限やるべき引っ越し業者の選び方

引っ越し業者には基本的に店舗や窓口はありません。ただ急に電話で依頼するとなると何をどこまで聞いたり伝えていいかわからず、結局業者の言われるがまま損した料金で契約してしまいかねません。

引っ越し一括見積もりサイトならあらかじめ決まった必要事項を入力し、あとはあちらからのアプローチを待つだけなので誰でも簡単に引っ越し依頼することができます。

損をしないためにも最低限行いたい引っ越し業者の選び方が次のとおりです。

  • 多くの業者から相見積もりをもらう
  • プラン内容で決める
  • 大手か地元業者両方を比較する

引っ越し料金の見積書はなるべく多くの業者さんからもらった方がいいですが、各業者に電話で一件一件お願いするのではなく、インターネットがあれば、引越料金比較サイトから複数の業者の見積もりが取れますので、利用されることをおすすめします。

そして荷物の量によって変わりますが、やっぱり自分で梱包した方が安くなります。

大手引越し業者の費用サービスを比較


相見積もりをお願いする業者を最大10社までに絞るわけですが、業者にどういったプランがあるのかもあらかじめ把握しておくことで業者も絞りやすくなります。タイプ別に引っ越し業者のポイントを比較して紹介します。

単身引っ越し(荷物が少ない)

単身者の場合は、比較的荷物も少ないことが多いと思いますので、あらかじめ引っ越し業者もパック料金を設定してありますので紹介します。

単身パック料金サービス口コミリンク
日本通運30,800円~単身パックL口コミ公式
クロネコヤマト23,100円~専用ボックス口コミ公式
サカイ引越センター要確認小口便引越プラン口コミ公式
プロスタッフ16,500円~単身引越しパック口コミ公式
三八五引越センター要確認シングルパック口コミ公式
エイブル引越し要確認単身パックS・L口コミ公式
福山通運要確認青春引越便口コミ公式
各社荷物量目安
日本通運冷蔵庫・テレビ・電子レンジ・掃除機・衣装ケース・カラーボックス・布団
・洗濯機・テーブル・テレビ台・ダンボールSサイズ2個、Mサイズ4個
クロネコヤマトダンボール×15個・テレビ台・ローテーブル・布団・カラーボックス・衣装ケース×3個・テレビ
サカイ引越センターBOXサイズ:高さ(144cm)幅(105cm)奥行き(75cm)
プロスタッフ冷蔵庫・洗濯機・ローボード・布団・テレビ・電子レンジ・ダンボール10個・衣装ケース3個
三八五引越センター冷蔵庫・テレビ・電子レンジ・衣装ケース4個・掃除機・ダンボール15個
エイブル引越し冷蔵庫・洗濯機・掃除機・テレビ・ミニソファー・ミニチェスト・布団・ダンボール5個
福山通運高さ(1.9m)幅(1.1cm)奥行き(1.1m)

単身者の場合は、比較的荷物も少ないことが多いと思いますので、あらかじめ引っ越し業者もパック料金を設定してあります。

家族引越し

次に、家族での引っ越しの場合です。大きな荷物もあることが多いので、引っ越し業者にお願いすることも考える人が多いと思います。

この場合、荷物の量が家庭によって様々ですので、訪問見積もりが必須になります。ここで大手引っ越し業者ごとのサービスについて紹介します。

サカイ引越センター

サカイの引越しプランは次の3つから選べます。

荷造りから荷解きまですべてサポート

小物や食器の荷造りをサポート

荷造りから荷解き、新居の掃除まですべてをサポート

最上クラスのらくらくコースプレミアムでは、梱包・荷解き作業だけでなく引っ越し後6ヶ月以内に3回新居のダスキンお掃除サービスがついてきます。

梱包材は無料で貸し出してくれますが、段ボールの引き取りは税込3,300円かかります。

どのコースにも「10分サービス」とう引っ越し完了後の10分間手伝ってほしいことや、掃除などをしてくれます。

アート引越センター

アート引越センターでは以下の3つのコースから選べます。

大型の荷物だけを梱包から設置まで行ってもらいたい等引っ越しの基本作業を選んで依頼できる

女性スタッフだけで引っ越しを行ってくれる珍しいプランです。女性の方で一人暮らしを始める方には安心のプランです

60歳以上から利用可能のプランです。整理・整頓などをアドバイスを受けられます

上記のコースでは、さらに作業内容によって基本コース、ハーフコース、フルコースが選べるので細かいコース設定で費用を安く抑えることも可能です。

レディースパックというのは、女性の引っ越しスタッフによるサービスで、女性の衣料や荷物にはデリケートなものにも対応できます。

シニアパックでは、60歳以上の人のいる引っ越し専用で、溜まってしまった思い出の品などを整理するために、暮らしの整理士がアドバイスをしてくれます。

日通

日通の家族の引っ越しは次の3コースから選べます。

小物の荷造り荷解きは自身で行うプランです。大型荷物の梱包からセッティングは作業員が行います

荷造りは作業員が全て行い、荷解きだけ自身で行うプランです

荷造りから荷解きまですべて作業員に行ってもらえます

近距離の同日の引っ越しにかぎりますが、反復資材のレンタルを行っており、食器用トランクやシューズボックス、ハンガーボックスと梱包に困ることも多いものを、簡単に梱包できる独自のものがあります。

編集部
編集部

プラン選びを慎重に行い、引っ越し費用を上手に節約しましょう。節約も大事ですが時間が無い方や体力に自身がない方は無理をせずにフルコースやおまかせプランを依頼し無理のないように引っ越しを完了させましょう。

地域密着の引っ越し業者にも魅力がある

テレビCMでよく耳にする、大手の業者さんを選ぶ人も多いとは思いますが、ただ聞いたことがあるというだけで選ぶのも、注意が必要だと思います。

テレビCMを放送しているということは、それだけ費用を使っているということです。長距離なら大手のほうが安心ですが、近距離の場合は最低1社には地元引っ越し業者の現地見積もりに来てもらいましょう。

地元の小さな引っ越し業者は広告などをあまり出していないため、大手よりも引っ越し料金の下げ幅に余裕があります。不安もあるかも知れませんがきちんと保険に加入している引っ越し業者なら心配はいりません。

下記のような地域密着型引っ越し業者もあります。

大手と違い、それぞれ引っ越し対応エリアが絞られてしまいますが、そのエリアに関しては経験豊富なプロですし、なにより大手より費用も安くですませられるのなら是非検討してみたいところです。

評判が良い引っ越し業者の探し方!

最終的に一つの引っ越し業者に絞るために必ずやってもらいたいのが、引っ越し一括見積もりサイトを利用して相見積もりをもらうことです。

引越しライター
引越しライター

同業他社から同じ条件で見積もりを取ることを「相見積もり」といいます。

相見積もりをすることで複数の業者の料金を比較することができるので、最も安く良い条件の業者を選ぶことができます。

一括見積もりの流れ

見積り依頼(5〜10社)をする
簡易見積りをもらう

訪問見積り依頼する業者を絞込む
訪問見積りを(3〜5社)してもらう
業者を確定し予約する

この流れはどの引っ越し見積もりサイトを利用しても同じです。次にそれぞれのポイントと注意点を紹介します。

見積り依頼をする

まずは最初の見積依頼の段階でなるべく10社近くに見積もりを依頼をします。会社規模や方針が似ていないバラエティ豊かに絞り込みましょう。

大手ばかり4社集めても、それぞれの見積金額が高いため、競い合ってもそれほど見積金額は下がりません。

引越しライター
引越しライター

大手2社、中規模1社、地元密着1社という構成にしておくと、引っ越し業者から入ってくる情報にも偏りがなく、いい見積りができます

簡易見積りを出してもらう

引っ越しを行うときに一括見積もりを依頼すると各社、簡易見積もりを出してきます。利用者はこの簡易見積もりを基準に引っ越し業者の絞込をおこなうのですが、簡易見積もりの金額があいまいだったり、

A社引越し
A社引越し

見積り金額は現地を見ないと出せない

と言ってくる引っ越し業者がいます。

利用者
利用者

この条件で簡易見積もりをください

と言っているのに、

A社引越し
A社引越し

引っ越し料金は120,000円〜

のような書き方をして

A社引越し
A社引越し

現場を見ないとわからない

という業者はすでにコミュニケーションが取れない引っ越し業者ということになります。

また、似たような金額の2社がある場合は、できるだけ見積もり内訳が明確になっている引っ越し業者から選びましょう。

訪問見積もり依頼する業者を絞込む

実際に訪問見積に進めるのは3〜5社程度になります。訪問見積もりを行ってもらう業者の絞り方ですが、まず簡易見積りで他社よりも圧倒的に高い金額を提示してきた引っ越し業者はここで除外します。

相見積もりだとわかっているのに、明らかに高い金額を提示する引っ越し業者は、最初から「断りのための見積もり」か、後から大幅な値引きでお客さんを獲得しようと考えている業者です。

編集部
編集部

ネットで引っ越し業者の口コミや評判を見ても、本当に良い業者かどうかは実際に話してみないとわかりません。実際には交渉を行ったり、訪問見積もりをしていく過程で引っ越し業者を選ぶことが大切です。

訪問見積り(3〜5社)をしてもらう

いよいよ訪問見積もりです。訪問見積もりの際は次のことに注目してみてください。

  • 営業担当者が信頼できるか
  • 利用できる特典やサービスが豊富にあるか

引っ越しを気持ちよく出来るかどうかの50%近くが、引っ越し業者の営業担当者にかかってきます。

脅すような口調の人もいれば、平気で嘘をつく人もいます。そんな中から、「この人なら任せられる」と思える営業担当者のいる引っ越し業者を選びましょう。

また、引っ越しに必要なダンボールを無料でくれたり、引っ越しで出たゴミを無料で回収してくれるような引っ越し料金に見えてこないプラスアルファのサービスをどれだけ受けられるかも有能な業者なら自ら説明してくれるはずです。

注意

見積もりをしてもらってもすぐに返事をしない。引っ越し費用の見積り時に、ほぼ全員の営業マンが「いま決めてくれたら、この金額だけど、後になるとわからない」と言って決断を迫ってきます。

この場合は、「複数の業者に見積もりをお願いしているので今日か明日必ず回答するので待ってください」とはっきり伝えます。

業者を確定し予約する

訪問した営業マンの態度や簡易見積りに近い金額かそれより安くなっているかなどを考慮し、一つの業者に絞ります。

例えば引っ越し代は最安値だけどエアコンの設置費用が高いという場合や、荷物の総量制限を超えると割高な追加料金がかかるなどがあるので必ず正確な明細を確認しておきます。

細を見てサービス内容と料金に納得ができたら業者に連絡し、引っ越し予約は無事完了となります。

引っ越し業者と接点づくり

冒頭でもお伝えしたとおり、最初に一つの業者に絞って依頼すると相場がわからず業者の言い値で契約してしまい、人に言えないような大損をしかねません。

ただ、それを回避しようと別の業者1社1社に電話するのはやはり大変です。そこで引っ越し一括見積もりサイトを利用して、複数の引っ越し業者との接点をここで作るのです。

いずれも少なくとも4社以上の相見積もりを出してもらうにしてください。

引っ越し一括見積もりサイトついて詳しくはこちら

引っ越し費用を安く抑えるテクニック

引っ越し一括見積もりサイトを利用すれば何もしなくても相見積もりで安い業者を探すことができることがわかりましたが、どうせなら最安値を狙いたいですよね。

ここで少しでも見積り金額を安くおさえるテクニックを紹介しますので、交渉が苦手な方や最終的な業者選び時に是非参考にしてみてください。

見積り金額を安くする!初級テクニック

引っ越し見積もりサイトで簡易見積りを出してもらうわけですが、見積もり画面の入力の際に以下のことに注目すると最初から値段を下げることができます。

基本的に安くおさえるコツは引っ越し時期と荷物の量をとにかく減らすことと、荷造り・荷解きなどの引っ越し作業の一部を自身で行うことで費用を抑えることができます。

  • 時期(閑散期のほうが繁忙期より安い)
  • 距離(近いほうが安い)
  • 荷物の量(トラックの大きさにより費用が変わるため、少ないほうが安い)
  • 必要な作業員数(少ないほうが安い)
  • 荷造り(自分で荷造りをするほうが安い)

引っ越しのタイミングを調整するのも一つのポイントです。少し時期をずらすことで料金に違いがでます。

特に、繁忙期の3月、4月の引っ越しは避けましょう。閑散期にくらべて2倍近く費用が高くなってしまいます。

引っ越し費用が安くなると言われている時期は6月、11月、1月は人の動きが最も少ないためそちらと比べてみるのがいいでしょう。

また、梱包を自分で行うことで作業員数を減らせるので費用を安く抑えることができます。

引っ越し業者に梱包を頼んだ場合の追加料金の目安

1K~1LDK単身1万円~2万円
2DK~3LDK夫婦・カップル2万円~4万円
2LDK以上家族3万円~5万円

さらに引っ越し費用を安くする!中級テクニック

ここからは実際訪問見積もり際に役立つ交渉テクニックになります。

基本的に、引っ越し日や時間帯などを引っ越し業者におまかせにすると安くしてくれます。しかし、そのためにはこちらのスケジュールを調整しなくてはいけなかったりするため、とにかく費用を安く抑えたいという方向けの方法になります。

  • 引っ越し日までのスケジュール(早く決めたほうが安い)
  • 引っ越し日の候補(多いほうが安い日を選べる)
  • 引っ越し日の曜日(平日のほうが土日祝日よりも安い)
  • 引っ越しの時間帯(時間指定なしのフリー便が安い)
  • そのほかの希望(業者におまかせにするほうが細かく指定するよりも安い)

引っ越しの日は変えたくない場合は、時間指定無しのフリー便で依頼してみましょう。

引っ越し業者の都合のいい時間に引っ越しをしてもらうことで、引っ越し料金を下げることが可能です。

見積依頼時には幅を持ったスケジュールで提案してみましょう。

最後に引っ越し費用を安くする!上級テクニック

ここでは価格競争も限界かなと思ったところからあと1万円安くなるための引っ越し業者の選び方を紹介します。

  • 他社を引き合いにして交渉(訪問見積もりの際に相見積もりであることをあらかじめ伝えておく)
  • 一発勝負の見積金額を提示してもらう(その業者が設定できる最安を提示させる)
  • 地元密着タイプの引っ越し業者に依頼する(コストパフォーマンスに長けている)

これを繰り返すかは依頼者しだいですが、最初に1社目が見積もりを出してくれたら、2社目にはその金額を提示します。1社目の見積もり金額より安く見積もりを出してくれるか、安くするための提案をしてくれるはずです。これを繰り返していきます。

交渉が面倒な方は、一発勝負の見積金額を提示してもらいましょう。引っ越し業者にあとからの値引きのチャンスを与えないようにするのです。

これは依頼先決定後にしつこく言ってくるのを回避する効果もあります。

また近距離引っ越しの場合は、最低1社には地元引っ越し業者の現地見積もりに来てもらいましょう。大手よりもサービス内容は劣りますがその分料金が格安です。

特殊な引っ越しに対応した業者の探し方

引っ越しには、海外への引っ越しやオフィスや病院の移転、ピアノやペット、仏壇など特殊な荷物の運搬などもあります。

こういった特殊なケースはどの引っ越し業者でも請け負ってもらえるわけではないので、簡易見積もり依頼の段階で伝えて対応している業者のみと交渉を行います。

オフィスや海外引っ越し


オフィスの引っ越しとなると、荷物がとにかく多いのと、機器の配線関係も重要で複雑になってくるので、オフィスの移転先のレイアウトなども引っ越し業者に任せたいという会社がほとんどです。

これらの場合費用も重要ですが、担当者がどれだけ海外やオフィスの引っ越しについて熟知していて、痒いところに手の届く存在になり得るかを見ておきたいものです。

オフィス引っ越し対応業者

海外引っ越し対応業者

ペット・ピアノ・仏壇の引っ越し

一般的な家庭に置かれているピアノや仏壇は分解や組立が必要な場合があるため業者によって断られることもあります。

また、ペットなどの生体は管理が難しいため通常の引っ越し業者では運搬できません。犬や猫などのペットは飼い主と一緒に自家用車や公共機関などで移動も可能ですが、小動物や水槽はそうはいきません。

しかしほとんどの業者が専門業者と提携しており、引っ越し業者を窓口として依頼することも可能です。

万が一提携していない場合は専門業者をあらためて探すしかありません。

簡易見積りは書類選考!訪問見積りは面接と考える

簡易見積もりをもらって訪問見積をしてもらうことで、最終的な見積もりが出てくるのですがここで金額が大幅にアップしたとしてもそこに対して怒ってはいけません。

家の前までトラックが入れない住宅であったり、想像以上に荷物が多かったりと、ちゃんと査定をしたから出せる正しい見積もりがあります。

引っ越し料金を安くるための最大のポイントは相見積もりによる交渉です。

引っ越し業者が出してきた見積もりをそのまま比較するのではなく、他の引っ越し業者が安い値段を提案するチャンスを作ることで、もう一段安い引っ越し料金の提案をしてもらえますので、しっかり交渉をして引っ越し料金をさらに1万円安く下げてもらいましょう。

引越し一括見積もりサイトであれば、幅広いタイプの引っ越し業者の相見積もりができますので、無駄な交渉を減らすことができます。

引っ越しの予約以外にも、引っ越し当日までにやっておきたいことは他にも多くありますので、時間に余裕を待って、自分にあった引っ越し業者を選べるようにしてみてください。

まとめ

以前は引越し業者の社員の教育が行き届いておらず、対応の悪いスタッフがあたり前のようにいましたが、ここ数年でその状況は大きく変わり、大手引越し業者ほど丁寧な対応をするようになっています。その結果が、このようなランキングになりました。

上位2社は業界のトップ2で、クオリティの高い引越しができます。ただし価格はクオリティに比例してやや高めで、安く引越しをするには相見積もりや価格交渉が必要になります。

3位から5位にランクインしたのは単身引越しを得意とする物流業者です。これまでの引越し業界では考えられない価格で荷物を運んでくれるので、一人暮らしで荷物が少ないという人にとっては、この3社がファーストチョイスになります。

6位以降も対応が悪いわけではありませんが、上位2社の徹底したサービスからは評価がやや下がってしまいます。それでも価格面での優位性があり、安く引越しをしたいという人は、この6位以降の業者の中から選ぶのがおすすめです。

このように業者にはそれぞれ個性がありますので、ここでご紹介した業者の中から2〜4社に見積依頼をして金額を下げておき、安心して任せられると感じた業者に依頼しましょう。