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引っ越しは古くなった家具や家電を買い換える絶好の機会です。ベッドは10〜15年が寿命とされていますが、寿命を過ぎても使えるため、もっと長い期間使っている人もいるかと思います。とはいえ寿命を過ぎたベッドでは睡眠の質が下がりますので、引っ越しのタイミングで新しいベッドに買い換えたいところです。
ところがいざ処分するとなると、どうやって処分すればいいのか分からず困っている人も多いようです。そこでここでは、引っ越しにともなうベッドの処分方法と、引っ越しのタイミングでベッドを処分するメリットについてご紹介していきます。
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引越し百科の運営会社である株式会社SMAの代表兼ウェブディレクター。自身の引越し経験5回を元に記事の制作やキーワードコンセプトを決めるなど、サイト全体のプロディース業務を務めている。SEO業界のセミナー講師も務める。
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2015年9月からWebメディアを中心に執筆を行っています。引越し経験10回の体験談を基に、ユーザー目線で役立つ情報を提供します。これまで、不動産、金融、旅、スポーツなど多岐にわたるジャンルで記事を執筆してきた経験があり、実践的で分かりやすい内容に自信があります。
引っ越しのタイミングでベッドを処分するメリット
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まずは引っ越しのタイミングでベッドを処分するのに、どのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。
- 専用ボックスを使った格安引っ越しを利用できる
- 引っ越し料金が安くなる
- 睡眠環境の見直しができる
これら3点が引っ越しをするときにベッドを処分するメリットです。まずは荷物の少ない単身者にとってのメリットですが、引越荷物の中でも体積が大きなベッドを処分することで、専用ボックスを使った格安引っ越しができるようになります。
まとまった荷物があり、専用ボックスを使えないというケースでも、ベッドがないというだけで引っ越し料金が安くなりますし、当日の作業もスムーズに行えます。まだまだ使えるベッドを処分する必要はありませんが、10年以上使っているならお得に買い替えをするチャンスです。
ベッドの寿命は10〜15年で、時間の経過とともにマットレスの柔軟性や反発性が失われてしまいます。引っ越しのタイミングでベッドを処分し、新しいベッドを購入することで睡眠環境の見直しができます。自分に適したベッドに買い替えることで、より質の高い睡眠を得ることも可能です。
ベッドの処分方法
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新居に古いベッドを持っていかないとするなら、いま使っているベッドをなんらかの方法で処分しなくてはいけません。もちろんベッドは可燃ごみでは捨てられません。自治体で回収してもらうにも地域ごとの決まりがあります。
それらも含めて、古くなったベッドをどう処分すればいいのかについて、処分方法ごとに解説していきます。
粗大ごみとして捨てる
引っ越しをするまでの時間に余裕があるなら、自治体の粗大ごみ回収で処分するのがおすすめです。粗大ごみとして処分する方法は自治体ごとに違いますが、1,000円程度で回収してもらえます。
- 自治体に粗大ごみ回収を依頼する
- 粗大ごみ回収券などを購入する
- 回収券をベッドに貼り付けて収集日に玄関前などに出しておく
自治体によっては、環境資源センターなどへの持ち込み処分も行っています。引っ越しまでに時間がない場合にはそちらも活用しましょう。
リサイクルショップで買取してもらう
ブランド品のベッドなどで、消耗もそれほど激しくない場合にはリサイクルショップで買取してもらいましょう。ベッドなんて売れるの?と思うかもしれませんが、まだ寿命を迎えていないブランドベッドは、高値で買取してもらえます。
粗大ごみ回収で処分するとお金がかかりますが、リサイクルショップで買取してもらう場合には、お金をもらえるわけですから、こちらのほうがお得ですよね。ブランド品のベッドで状態が良ければ、購入したときの20〜40%の値段を付けてもらえることもあります。
5万円のベッドなら1万〜2万円で売れるということですので、かなりお得ですよね。まだ使える状態にあることが前提になりますが、いま使っているベッドが新居に入らないという理由で処分するときにはリサイクルショップで買取してもらいましょう。
不用品回収業者に回収してもらう
急に引っ越しが決まって、すぐにでも処分しなくては行けないという場合には、不用品回収業者に依頼しましょう。回収費用は3,000〜5,000円が相場で、自治体の粗大ごみ回収と比べると高額になりますが、土日でも即日対応してくれるといったメリットもあります。
ベッドの他にも処分したい家具や家電、不用品などがたくさんある場合には、軽トラック1台分積み放題サービスを行っている不用品回収業者がおすすめです。捨てるものが多い場合には、不用品回収業者でも割高感はなくなります。
ちなみにトラックで廃品回収して回っている業者の多くが無許可ですので、利用しないように気をつけましょう。
引っ越し業者に回収してもらう
引っ越し業者が「一般廃棄物処理業許可」を保有していて、不用品回収を有料オプションとして用意しているケースがあります。基本的には不用品回収業者に依頼するのと同じですが、引っ越し作業に合わせて引き取ってくれるので、直前までベッドを使えるといったメリットがあります。
すべての引っ越し業者が不用品回収に対応できるわけではありませんので、業者選びをするときにはオプションが用意されているかどうかを確認しておくといいでしょう。このとき1社に絞って選定するのではなく、相見積もりにすることで引越料金や処分費用が安くなります。
引越し一括見積もりサイトなどを利用して、2〜5社に見積依頼してみましょう。もちろん、そのときにベッドの処分費用も含めて見積もりを出してもらいましょう。
ヤフオクやメルカリなどで売る
引っ越しまでに十分な時間があり、なおかつ状態の良いブランドベッドであればヤフオクやメルカリなどで売るという選択肢もあります。リサイクルショップで買取してもらうよりも高値となるケースが多く、まとまった金額の引越資金が得られます。
ただし自分で発送しなくてはいけませんし、メルカリでは交渉も必要になります。相手がどのような人か分からず、トラブルになることもあるため、ヤフオクやメルカリの利用に慣れていない人にはあまり向いていません。
また、出品しても買い手が見つからない可能性もあります。引っ越しまでに売れないと、荷物として持っていかなくてはいけなくなりますが、トラックに収まらず、積み込みNGとされることもあります。このため、確実に売れる自信がない場合には他の方法での処分がおすすめです。
ベッド引取サービスは引っ越しには不向き
ベッドの処分方法として、買い替えに合わせて小売店でのベッド引取サービスを紹介しているサイトもありますが、引っ越しでの買い替えのメリットを考えると、小売店のベッド引取サービスはそれほど魅力的ではありません。
買い替えをするときに旧居で古いベッドを回収し、新しいベッドを新居に届けてくれるのであればいいのですが、ほとんどの引取サービスで新しいベッドの購入時に古いベッドを回収するため、いずれにしてもベッドを引っ越し荷物として運んでもらう必要があります。
もちろん引っ越し料金が上がってしまいますし、新居に古いベッドを運ぶのなら、そのまま使い続けたくなりますよね。ベッドを新しくして、さらに引っ越し料金を抑えたいのであれば、上記でご紹介したいずれかの方法でベッドを処分しましょう。
ちなみに下記のショップでベッド引取サービスを行っています。急に引っ越しが決まってベッドを処分する時間がないけど、新居では新しいベッドを使いたいというようなケースで利用しましょう。ただしショップによっては回収費用が発生するので注意してください。
各メーカー | 引取り料金 |
---|---|
ニトリ | 有料 |
ベルメゾン | ※無料 |
ビーナスベッド | 有料 |
無印良品 | 有料 |
IKEA | 無料 |
まとめ
引越荷物の中でも、かなりの体積を締めることになるベッドやマットレス。10年以上使っているなら引っ越し前に処分して、新居で新しいベッドを購入するのがおすすめです。引っ越し料金が安くなりますし、新居で快適な睡眠環境が手に入ります。
処分するときには、自治体の粗大ごみ回収を利用するのが一般的ですが、まだ使えるブランドベッドやマットレスなら、リサイクルショップやヤフオク、メルカリなどで買取してもらうという方法もあります。素早く処分したい場合にはリサイクルショップ、少しでも高く売りたいならヤフオクやメルカリを利用しましょう。
引っ越しまでに時間がない場合には、不用品回収業者もしくは引っ越し業者に回収してもらいましょう。不用品回収業者なら即日、引っ越し業者は引越し当日に処分してくれます。料金はやや高めですが、引っ越し業者なら交渉次第で安く回収してもらえます。
ベッドを引っ越し業者に処分してもらうかどうかで業者選定に影響が出ますし、引っ越し料金が違ってきます。このため、見積依頼をするタイミングまでには、ベッドの処分方法を決めておきましょう。