【2025月版】本の買取サービスおすすめ10選！高値買取する古本業者を徹底比較

引越しや断捨離などで手元にある本を整理するときに、リサイクルごみとして自治体に回収してもらおうと考えている人もいるかもしれません。でも本が大量にあるなら、捨てるのではなく買取してもらうことで、少しまとまった額の現金を手に入れましょう。

そのお金で新しい本を買うこともできますし、引越し費用に充てることで格安引越しが可能になります。ただし、買取業者ごとで査定額に差があるため、業者選びがとても重要です。そこでここでは、おすすめの本の買取サービスをランキング形式でご紹介していきます。

筆者プロフィール

編集長 福井 大介

引越し百科の運営会社である株式会社SMAの代表兼ウェブディレクター。自身の引越し経験5回を元に記事の制作やキーワードコンセプトを決めるなど、サイト全体のプロディース業務を務めている。SEO業界のセミナー講師も務める。

ライター 重松 貴志

2015年9月からWebメディアを中心に執筆を行っています。引越し経験10回の体験談を基に、ユーザー目線で役立つ情報を提供します。これまで、不動産、金融、旅、スポーツなど多岐にわたるジャンルで記事を執筆してきた経験があり、実践的で分かりやすい内容に自信があります。

本の買取サービスランキング10選

それではさっそく、おすすめの買取サービスのランキングを見ていきましょう。実際に利用した人の口コミやサービス内容を元に、独自のランキングとしてまとめたものが下記になります。

それぞれのサービスについて、個別におすすめのポイントなども合わせてご紹介していきますので、買取業者選びの参考にしてください。

※評価基準についてはこちら

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専門書アカデミー

買取形式	宅配
エリア	全国
手数料	無料
送料	無料
梱包材	あり

公式サイト

• 医学書などの専門書の買取が得意
• 発行後1年以内の書籍は定価の20〜40%以上を保証
• 書籍到着後1〜3日で入金

専門書アカデミーは、その名前の通り専門書や医学書、教材などを高値買取している買取サービスです。これまで2800万冊以上の取扱実績があり（2022年1月時点）、書き込みや汚れがある書籍でも買取してもらえます。

発行後1年以内の書籍であれば、定価の20〜40%以上を保証しており、さらに送料や査定料、処分料が完全無料。入金は書籍到着後1〜3日とスピーディな対応を強みにしています。学生時代の教科書や参考書を売りたいときにおすすめのサービスです。

ブックオフ

買取形式	宅配・店頭・出張
エリア	全国
手数料	無料
送料	無料
梱包材	なし

公式サイト

• 実店舗もある大手買取サービス
• オールジャンルの本を買取
• すぐに現金を手にしたい人に最適

全国展開しているブックオフは、店頭買取だけでなく宅配買取や出張買取にも対応しています。書籍全般を取り扱っているため、自宅にあるさまざまなジャンルの書籍をまとめて売却したいときにおすすめの買取サービスです。

店舗に持ち込みすれば、その場で査定してもらえるため、すぐに現金を手に入れたいという人や急いで本を売却したいという人に適しています。また大手買取サービスですので、安心して利用できるといったメリットもあります。

ネットオフ

買取形式	宅配
エリア	全国
手数料	無料
送料	無料
梱包材	あり

公式サイト

• 送料もダンボールも無料
• キャンペーンで買取価格アップ
• 自宅まで集荷に来てくれる

ネットオフは会員数約350万人の中古買取・通販サイトで、古本以外にもCDやDVD、ゲームソフトなどを専門に取り扱っている買取サービスです。買取形式は宅配のみで、送料無料なのはもちろんのこと、ダンボールも無料で提供してくれます。

口コミでは買取価格が安いという声もありますが、買取価格が50%アップするキャンペーンなども開催しており、買取してもらうタイミングによっては高値も期待できます。また自宅まで集荷に来てくれるので、大量の本を処分したいときにもおすすめです。

駿河屋

買取形式	宅配・店頭
エリア	全国
手数料	※無料
送料	無料
梱包材	なし

公式サイト

• 静岡や東京に実店舗がある人気サイト
• 同人誌も買取
• 「O2O買取サービスあんしん持込」が便利

駿河屋は静岡と東京などに実店舗がある通販サイトで、ゲームや古本、フィギュアなどの買取販売を行っています。コミックや人気小説の買取に強く、さらには他の業者では値段がつかない同人誌も高価買取してもらえます。

宅配買取の場合には査定にやや時間がかかる傾向にあるため、すぐにお金が必要だという場合は実店舗の買取センターで査定してもらいましょう。持ち込みする場合には、ネットで事前査定して、店頭で買取してくれる「O2O買取サービスあんしん持込」がおすすめです。

ブックマニア

買取形式	宅配
エリア	全国
手数料	無料
送料	無料
梱包材	あり

公式サイト

• 97.5％の利用者が満足
• 書き込みが専門書でも買取可
• 査定前に自動見積できる

ブックマニアは月間50,000点以上の査定実績があり、97.5％の利用者が満足している人気買取サービスです。コミックや小説だけでなく、専門書にも強いといった特徴があり、書き込みがある専門書や焼けているコミックなども買取してもらえます。

値段がつかない本は無料で引き取ってくれるだけでなく、査定前に自動見積ができるなど、利用者にとって魅力的なサービスを展開しているのが特徴。さらに商品到着後48時間以内に入金してもらえるので、すぐに現金が必要な人にも適しています。

リコマース

買取形式	宅配
エリア	全国
手数料	無料
送料	無料
梱包材	あり

公式サイト

• Amazonが提供する買取サービス
• 買取代金はAmazonギフト券で支払い
• 無料の商品梱包セットあり

リコマースはAmazonが提供する買取サービスのひとつで、本やゲーム、DVDなどの小型商品を買取してくれるサービスです。Amazonアカウントと紐付けされ、買取代金はAmazonギフト券で支払われます。現金での支払いはできませんのでご注意ください。

ダンボールがない場合には、リコマースが用意している商品梱包セットを無料で利用でき、さらには配送業者が自宅まで集荷に来てくれるなど、至れり尽くせりのサービスで人気があります。Amazonで頻繁に買い物をするという人におすすめのサービスです。

ブックサプライ

買取形式	宅配
エリア	※全国
手数料	無料
送料	無料
梱包材	※あり

公式サイト

• ビジネス書や技術書、専門書の買取に強い
• 査定から振り込みまで2営業日以内
• 初回利用はダンボール無料

ブックサプライはビジネス書や技術書、専門書の買取に強いサービスで、査定から振込みまで2営業日以内というスピード対応で人気があります。専用業者が集荷に来てくれるので、宛名書きは不要で、箱に詰めるだけで発送準備が完了する手軽さも魅力。

また、初回利用に限り、新品ダンボールを無料で提供してもらえます。また、査定金額が1,000円以下だった場合には、その代金を全額寄付できるチャリティプログラム「ほんのきもちプロジェクト」が用意されており、社会の役に立てることも可能です。

買取王子

買取形式	宅配
エリア	※全国
手数料	無料
送料	※無料
梱包材	※あり

公式サイト

• 買取箱を無料提供
• 新刊は定価の30%以上で買取
• 100冊以上で1,000円アップ

買取王子はネット宅配買取専門サービスで、売りたいものをダンボールに入れて送るだけで素早く買取してもらえます。ダンボールを自分で用意できない場合には、無料で買取箱を発送してもらえて、自宅まで集荷に来てもらえるので持ち込み不要。

発売から3ヶ月以内の本なら、定価の30%以上で買取してもらえて、さらに100冊まとめて売ると買取価格が1,000円アップ。また買取金額をAmazonギフト券やnanacoポイント、楽天Edyなどで受け取れるなど、受け取り方法の選択肢が多いのも買取王子の魅力です。

Vaboo

買取形式	宅配
エリア	全国
手数料	無料
送料	500円
梱包材	なし

公式サイト

• 会員登録不要で利用できる
• 即日集荷可能
• 500円の送料が発生

Vabooは専門書やコミックセットの買取に力を入れており、会員登録なしで利用できるという点が高く評価されている買取サービスです。15時までに申し込めば、当⽇の18時から集荷が可能というスピード対応が魅力のサービスでもあります。

送料は500円かかりますが、送料は査定金額が自動的に差し引かれる仕組みになっているため追加費用は発生しません。もし査定金額が送料よりも安い場合には、無料でVabooが引き上げるか、キャンセルして手元に戻すかを選べます（返送料不要）。

VALUE BOOKS

買取形式	宅配
エリア	全国
手数料	無料
送料	500円
梱包材	なし

公式サイト

• 買取だけでなく販売も手掛ける
• Vabooと同じ運営で会員登録が必要
• ライブラリ機能により売った本も記録しておける

VALUE BOOKSは中古本の販売サイトで、本の買取サービスも手掛けています。Vabooの運営も手掛けていますが、Vabooとは違って利用するためには会員登録が必要です。送料や振込手数料などはVabooと同じサービスになります。

人気の古本が格安料金で販売されていますので、読み終えた本を売って、新しい本を買いたいという人におすすめです。また買取してもらった書籍はライブラリ機能により確認できるため、手放しても所有しているかのような気持ちになれるという点がおすすめのポイントです。

店頭買取・宅配買取・出張買取を使い分けよう

ここでご紹介した本の買取サービスは、いずれも宅配買取に対応していますが、いくつかのサービスは店頭買取や出張買取も行っています。便利なのは宅配買取ですが、シチュエーションによっては店頭買取や出張買取にもメリットがあるので使い分けるのがおすすめ。

そこで、ここではそれぞれの買取形式について、どのような特徴があるのかについてご紹介していきます。

店頭買取の特徴

店頭買取の最大のメリットは、買取が短時間で完了するという点にあります。近くにブックオフなどの買取店があれば、短時間で査定から支払いまで済むので、引越し直前に処分したくなったときなどにおすすめです。

さらに店舗によっては価格交渉もできるので、高値を引き出すことも可能。ただし、自分でお店に持っていく必要があり、売りたい本が大量にあるけど車を持っていないという場合には不向きです。

宅配買取の特徴

宅配買取最大のメリットは、近くに店舗がなくても買取してもらえることにあります。本の買取サービスによっては離島でもOKとしており、しかも送料無料で本を送れます。また、集荷にも対応しており、売りたい本をダンボールに詰めるだけで作業が終わるので手軽です。

デメリットは輸送と査定に時間がかかるため、一般的には集荷から入金まで1週間程度かかります。さらに査定金額に満足できないときは返送してもらうことになるので、その場合は時間をロスしただけになってしまうため、時間がないときには不向きな買取形式になります。

出張買取の特徴

出張買取は店頭買取と宅配買取のいいとこ取りのサービスで、本を自分で店舗まで持っていく必要もなく、それでいてその場で査定してもらえれば、すぐに現金が手に入ります（買取サービスによっては引取のみで支払いは後日）。

デメリットは対応していないエリアが多いということです。さらに、訪問してもらう日のスケジュール調整が必要で、忙しくて自宅にいる時間が限られている場合には利用するのが難しいといったデメリットもあります。

古本を少しでもお得に売るためのポイント

せっかく本を売るなら、少しでも高値をつけてもらいたいところですが、古本の買取価格は業者ごとに違いがあります。同じ本でも業者によっては0円や買取不可なのに、別の業者では数万円の値段を提示されるなんてことも珍しくありません。

そこでここでは、少しでも高く手持ちの本を売るためのポイントをいくつかご紹介していきます。

できるだけ早いタイミングでまとめて売る

本には鮮度というものがあります。コミックや小説はもちろんのこと、専門書のように情報が変わらないように思えるものでも、古くて希少価値がある本を除けば、発売されてからの期間が短いほど高く売れると覚えておきましょう。

また、コミックや小説などの連載ものは1巻ずつ売るよりも、まとめて売るほうが高値を付けてもらえます。全30巻で1巻だけ足りないという場合には、古本屋で1冊買い足してまとめ売りしたほうがトータルでお得になることもあります。

専門書は専門書買取業者に売る

本の買取サービスにはそれぞれ得意なジャンルや不得意なジャンルがあります。たとえば同人誌はほとんどの買取サービスで買取不可となりますが、駿河屋ですと驚くような値段が付くこともあります。高値買取を期待するなら、どこに売るのかというのはとても大切です。

基本的な考え方としては、専門書は専門書をメインに取り扱っている業者に売り、歴史書は歴史書をメインに取り扱っている業者に売ってください。

引越しライター

ただし手間がかかりますので、大量にある本を処分したいだけなら、大手買取サービスでまとめて査定してもらうのもOKです。

メルカリやヤフオクなどを使って自分で売る

ここでは本の買取サービスを10選ご紹介しましたが、売りたい本の数がそれほど多くなく、1円でも高く手放したいのであれば、メルカリやヤフオク、Amazonなどを利用して自分で売るのがおすすめです。必要としている人に直接売れるので、買取サービスよりも高く売れます。

ただし人気がない本の場合には、出品したもののまったく売れないというリスクもあります。出版されて1年以内もしくは、長く愛され続けている小説やコミック以外など、確実に売れる本の売却先として覚えておきましょう。

また、個人間売買になるため、トラブルになりやすいというデメリットもあります。

編集部

時間に余裕があるときにはおすすめですが、引越し前など時間がないときの処分方法としては適していませんので、その特性を理解した上でご利用ください。

まとめ

本はその価値をしっかりと把握している買取サービスで査定してもらわないと、正しい値段で買取してもらえません。そのためには実績がとても重要になり、ここでご紹介した本の買取サービスはいずれも国内トップクラスの実績があり安心して利用できます。

ただし、それぞれに得意なジャンルがあり、少しでも高く売りたいなら手持ちの本のジャンルごとに売却先を使い分けてください。また本の鮮度を意識して売ることも大切。発売からの経過時間が短いほど高く売れますので、できるだけ1年以内の売却がおすすめです。

また状況に応じて、宅配買取や店頭買取、出張買取を使い分けるようにしましょう。時間があるときは宅配買取が便利ですが、すぐにでも処分しなくてはいけないケースでは、店頭買取もしくは出張買取に対応している買取サービスをご利用ください。