12月の引越し料金相場!年末年始の引越しは安い?見積もりを安くする方法とは

この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

引っ越しの難しいところは1年中同じ価格というわけではなく繁忙期には引っ越し料金は高くなり、オフシーズンは安くなります。

なぜ引っ越し料金に定価がなく、常に変動しているのか?とにかく引っ越しを安くするためには何月に引っ越しをするべきなのかについて説明します。

年末年始12月〜1月の引っ越し料金相場

以下相場を計算したデータに関して詳しくはこちら

距離単身2人家族
~50km未満34,039円77,200円84,181円
~200km未満49,220円90,825円140,798円
~500km未満72,133円135,246円176,343円
500km以上103,451円172,355円366,864円
2024年10月31日時点の情報
記載料金は平均値

年末年始の引越し料金は安いの?

12月は年末になるため、出費を抑えるために引越しを避けるイメージがあるかもしれませんが、年内に引っ越しを終えて年越しはゆっくりしたいという人も多く、意外と引っ越しが多い時期だったりします。そうなると引越し料金が上がりそうですが、実際のところどうなのか気になりますよね。

11月から1月にかけての引越し料金相場が、どのようになっているか見ていきましょう。

単身1人

距離50km未満200km未満500km未満500km以上
 同都道府県同一地方近隣地方遠距離地方
11月37,612円47,158円67,745円99,839円
12月34,039円49,220円72,133円103,451円
1月37,292円46,402円70,386円101,247円

夫婦、カップル2人

距離50km未満200km未満500km未満500km以上
 同都道府県同一地方近隣地方遠距離地方
11月60,982円86,968円121,187円164,909円
12月77,200円90,825円135,246円172,355円
1月55,044円87,466円119,861円168,377円

家族3人以上

距離50km未満200km未満500km未満500km以上
 同都道府県同一地方近隣地方遠距離地方
11月90,143円130,807円201,362円290,519円
12月84,181円140,798円176,343円366,864円
1月76,383円124,524円180,586円207,799円

年末の12月は引っ越し料金が意外と高い?

グラフにはありませんが、3月や4月の繁忙期と比べると12月は引越し料金相場が安くなっています。ただし、年末に引越しを済ませておこうという人がいるために、12月下旬ごろは閑散期の中でも引越しが増え、割増料金となる傾向にあります。

実際にグラフを見てもらうとわかりますように、11月や1月と比べて引越し料金相場が高くなっています。500km以上の家族引越しの場合には、1月と比べると15万円以上も金額に違いがあるなど割高感は否めません。

イメージだけで12月に引越しの計画を立てると、想定以上の見積金額になってしまうこともあるのでご注意ください。

年末年始は1月の引っ越し

12月の引越しが割高になるなら、11月か1月に引越しするのが理想ということになりますが、単身引越しなら11月でも1月でも料金はそれほど変わりません。ところが家族引越しになると、11月よりも1月のほうがかなり安くなります。

年始は新年から動き回りたくないという心理が働くため、引っ越しをする人が大幅に減ることになります。また積雪の影響を心配して引っ越しの申込みが減少傾向にあるのも一つの理由です。

そのため、年始から2月前半までは引っ越しを格安で行うことが出来る穴場の時期ということになります。

またこの時期は引っ越し業者も学生のアルバイトを確保しやすい時期ですので、人件費も抑えることが出来ます

編集部
編集部

引っ越しを12月か1月どちらかで迷ったら年明けの比較的予約が取りやすい1月にしましょう

引越し業者は年末年始やってるの?

1月に引っ越したほうが良い場合、元旦でも引越すことができるのか詳しく説明します。

大晦日や元旦に引っ越しできるの?

「学校の転校があるから冬休みや正月休みを利用して引っ越したい」、「年始が安いから」といって、1月1日に引っ越しをしたくても営業している引っ越し業者がないことがほとんどです。

引っ越し業界にもGWもお盆時期も仕事があり休みを取ることが出来ません。年末年始くらいしか休めないため12月31日〜1月2日の3日間はほとんどの業者が休みと思っていいでしょう。

しかし、中には年中無休で営業している引っ越し業者もありますので大晦日や元旦に引っ越しをすることも可能です。

引越し一括見積もりサイトなどで年末年始の日時を入力すれば営業している業者から連絡が入るはずです。

大晦日・元旦OK
  • アーク引越センター
  • ヤマトホームコンビニエンス

年末年始の交通網の渋滞

そしてもうひとつ、年末年始は交通網が非常に混雑する時期でもあります。

引越しライター
引越しライター

高速道路も新幹線も飛行機もどれも混雑していますので、引っ越しをスムーズに行えない可能性があります。

長距離の引っ越しで渋滞に巻き込まれて引っ越しの荷物を受け取れないなんてことにもなりかねませんので、引っ越し業者とよく相談の上決めるようにしてください。

年越しは帰省先や海外でするといった場合なんかは、一旦荷物を引っ越し業者に預けて年明けに受け取ることもできないか聞いてみても良いでしょう。

真冬の引っ越しは雪に注意

12月と1月といえば雪の季節でもあります。雪は水と一緒なので荷物が濡れてしまうため、雨の日の引っ越しと同様にビニールに入れたりするなど注意が必要です。

また思わぬ積雪で道が封鎖され、引っ越しができないという状態も予想されます。天気予報にも注意を払いながらスケジュールにゆとりをもって予約を取ることが大切です。

2024年12月~2025年1月!年末年始のお得日

ここで年末年始の引っ越しがお得になる日を紹介しますので参考にしてください。

12月の引っ越しお得日

アリさんマークの引越社2日〜6日,9日〜13日,16日~19日
サカイ引っ越しセンター2日〜5日,9日〜12日,16日~18日
アーク引越センター2日,5,日,6日,11日,12日,17日,18日24日

1月の引っ越しお得日

アリさんマークの引越社未定
サカイ引っ越しセンター2日〜5日,9日〜12日,16日,17日,18日
アーク引越センター4日,6日~10日,15日,16日,21日,22日,28日

平日が安いのはもちろんですが、土日でも時間指定なしにすれば交渉の余地は十分にありますので土日のフリー便も検討してみましょう。

年末に見積もりして正月後の引っ越しがおすすめ

年末年始(12月〜1月)の間で引っ越しをいつにしようか迷ったら、正月後の4日以降の平日が予約も取りやすく料金が安くなる傾向にあるのでおすすめです。

休み期間に引っ越しを考えていて、冬休みや仕事休みにギリギリ入っている方は、12月中に見積もりを行い業者を決めたら年明けのこの時期に予約を取るようにします。

注意

注意したいのは、年末年始はどこのお店も閉まってしまうので、荷物の処分やライフライン等の諸手続きなど早めに動き始めるのがポイントです。

大晦日や元旦に営業している業者もあるようですが料金が割高になってしまうので、あえてこのときに引っ越しをする必要はありません。年末が忙しい場合は正月後にゆっくり引っ越しを行うほうが良いでしょう。

12月でも1月でも先ほどお伝えしたお得日を参考にしながら、早めに複数社から相見積もりもしてもらい業者を決めるようにしてください。

東北や北海道は、積雪の影響も考えられるので荷物の汚損防止など業者とよく相談して対処できるようにしておきます。